今回はニコン AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDについての商品レビューをお届け致します。
高い信頼性を誇る大口径標準ズームレンズ
開放F値は明るい2.8で一定。高い解像力と優れた収差補正バランスを実現した、極めて高い描写性能を発揮するズームレンズです。撮像範囲の広いニコンFXフォーマットに最適。ナノクリスタルコートの効果で、逆光気味の状況でも、ゴースト、フレアの少ないクリアーな画像が得られます。
※ニコンホームページより抜粋
本日は物凄く天気に恵まれた絶好の撮影日和で、レンズも24-70mmの標準ズームレンズでしたので、少し足を延ばして大きな庭園へと行ってまいりました。
ただ、本日は土曜日で催し物もやっており、撮影するところが限られてしまったのが悔やまれます。
カメラはD800を使用しております
先ずは逆光テストです。
ナノクリアコートはされていますが、ハッキリと現れていますね。ホームページには「逆光気味」と書いてあるので、完全逆光だと厳しいようです。
次に周辺光量落ちです。※ビネットコントロールはOFFにしております
F2.8は出てますね。F4でも少し確認出来ます。F5.6以上であれば問題なく使用できます。
最後にボケ具合。
すっきりと澄み渡った秋晴れの庭園。行けと木々の奥にマンションやビル群がありますが、あまり違和感が無いのは都会に慣れすぎてしまった証しなのでしょうか。。。
露出補正で明るめに設定すれば緑の色味は実際の色味に近くなります。
船が通ったり魚が跳ねたりした時の波紋の描写がしっかりと表現出来ています。
露出補正を-0.7と少し暗めにして非現実感を。浮かんでいる板を入れることで現実感も出してシュールなイメージで。
前ボケを入れて明るめに。ボケは柔らかく表現出来ていて邪魔になりません。
アオノリュウゼツラン。大きいです。動かずにそこに佇んでいるのですが、今にも動くのではないか。と思わせる迫力があります。
大きな木の陰になっている部分。あまり日が当たらないのか、カラッと晴れていた今日もヌメッとした雰囲気。そんな感じを表現出来ているかと思います。
今回使用していて感じた事は、
・AF性能が良く、とても速いです。迷う事はありませんでした。
・24-70mmにしては約900gと重いです。ただ鏡筒部分が持ちやすくホールディング性は良いです。
・レンズの幅に対してフードが大きいので、バッグに入れる際は少し大きめに場所を空けないといけない。
・描写やボケ具合も特に不満はありません。というより満足です。
重さは気になりますが、お散歩写真用として持ち出せる1本としてオススメです。
商品仕様
型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sズームレンズ |
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焦点距離 | 24mm-70mm |
最大口径比 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 11群15枚(EDレンズ3枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコート1面) |
画角 | 84°-34°20′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 61°-22°50′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時: |
焦点距離目盛 | 24、28、35、50、70mm |
撮影距離情報 | カメラへの撮影距離情報を出力可能 |
ズーミング | ズームリングによる回転式 |
ピント合わせ | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
撮影距離目盛 | ∞~0.38m、1.5ft(併記) |
最短撮影距離 | 0.41m(焦点距離24mm)、0.39m(焦点距離28mm)、0.38m(焦点距離35mm-50mm)、0.40m(焦点距離70mm) |
最大撮影倍率 | 0.26倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 自動絞り |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/22 |
測光方式 | 開放測光 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 77mm(P=0.75mm) |
マウントアダプターFT1適否 | AF駆動可 |
寸法 | 約83mm(最大径)×133mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約900g |
付属品 | ・77mmスプリング式レンズキャップ LC-77 ・裏ぶた LF-1 ・バヨネットフード HB-40 ・セミソフトケース CL-M3 |