今回は中央線のターミナルの変遷について思うところ。もちろん現在は東京駅が起点となっていします。
今を去ること約130年前、889年(明治22)民鉄の甲武鉄道として立川、新宿間でスタートした。最初の起点は新宿駅となる。新宿駅はすでに4年前の1885年(明治18)に日本鉄道(現山の手線)の駅として開業していた。当時地名は南豊島郡角筈村。(まだ東京市ではなかった)
当時は市街地からずれていて乗客も疎らだったらしい。現在は世界一の乗降者数で隔世の感があります。駅名の新宿の由来は、甲州街道の最初の宿場「内藤新宿」からきています。現在の新宿御苑辺りが宿場町であった。
その後、牛込、飯田町、御茶ノ水、昌平橋、万世橋、東京と逐次延伸された。ここで今は亡き駅名が出ていますね。牛込とは現在の飯田橋駅の東側辺りです。飯田町は現在の飯田橋駅から皇居側へ引き込んだところ。万世橋は現在の御茶ノ水と神田の中間地点、昔赤レンガの交通博物館のあったところ。昌平橋はその万世橋と御茶ノ水の中間地点で開業期間は短かった。
?新宿駅のエピソードをひとつ紹介します。中野と御茶ノ水が電車運転を開始したころ新宿駅構内で二つの電車駅があったそうです。青梅口(現在の西口)と甲州口(現在の南口)ちなみにレモン社新宿店は南口が近いです。
つづく