いつの間にやら8月も終わりです…そんなわけで9月のレモン社のキャンペーンをお知らせします♪
はいこれ。9月のレモン社は中判が熱い!売りも買いも委託のお預かりも中判強化の9月です♪
買取/委託販売のお預かり、ともに中判カメラ&レンズ強化中!委託のお預かりは特別手数料15%適用いたします(120/220判限定。最低手数料¥5,000-。お預かりより2か月適用、以降は通常手数料となります)。
強化中の買取上限価格一例は
マミヤ7Ⅱ+N80/4 ¥60,000- プラウベルマキナW67 ¥140,000- ハッセル905SWC ¥390,000- ローライ2.8FX ¥160,000- PENTAX 67Ⅱ 61Limited(鉄道仕様) ¥120,000- 等々★
お買い物の場合は…中古&委託品中判カメラあ~んどレンズを表示から3%OFFでお求めいただけます♪ただし、レンズ無しのボディのみお買求めの場合はサービス対象外なのでご注意ください。
更にさらに。同時購入なら中古三脚&雲台、フィルム、新品アクセサリを10%OFFいたします!
そういえば「夏休み」&「朝顔」はお約束の風物詩ですが、大抵の朝顔は鉢植えでどんどん上に延びるものと思い込んでいたところ、間隙を突いてゲリラ的な生き様を見せる朝顔を近所で見かけました…
?つつじの植え込みに紛れて、横に広がりつつ群生しています。近くには露草がやはり紛れ込むようにチラホラと姿を見せております。
この朝顔、園芸種としては大変歴史の古い植物のようですが平安時代以前の文献・和歌等で「朝顔」といった場合は「槿(むくげ)」を指しているようです。「源氏物語」においても「朝顔」と呼ばれる女性がおりますが、「夕顔」と呼ばれるヒロインもおりますのでこちらの「朝顔」を指しているのではないかと思います。
「源氏物語」中での「朝顔」は光源氏の従妹にあたる人物で、光源氏が朝顔の花を添えて和歌を贈ったところからこの名でよばれます。文中、大活躍をする人物ではありませんが印象的な女性の一人です。彼女は終生光源氏とは肉体の交流を持たず(なにしろ斎院を勤めました)その後出家、静かに物語から去った人物。
もう一方の「夕顔」は光源氏17歳の夏、短く激しい恋の挙句に「もののけ」に襲われてあっけなく果ててしまった女性です。光源氏が夕顔の花を所望したところ、「夕顔」の女童が和歌を書いた扇に載せて花を進呈したところからこの名前になった模様。光源氏と出逢った時点で子持ちの19歳(本居宣長さん想定)、しかも子の親は親友の頭の中将。利発で甘え上手で清楚っぽい小悪魔…的な女性でした。ほんの短い登場ですがこれまた印象的な女性でして、源氏が中年にさしかかると今度は「夕顔」の娘「玉蔓」が登場して作品に一層の厚みを増しています。光源氏はこの「玉蔓」を養子として引き取りますが、その実下心満点なのが見え見えで結構笑えます♪
精神的な交流を生涯続けた「朝顔」、短く激しい若い恋「夕顔」。ともに夏の恋は忘れられませんなぁ~!