ローライ社の生い立ち




フォクトレンダー社に勤めていた、パウルフランケとフリードリッヒハインデッケという技術担当と営業担当が、独立して出来たのが、ローライウエルケ・フランケ・ウント・ハインデッケ、すなわちローライ社の誕生です。

当時ブームの、横型三眼式ステレオカメラからスタートしましたが、縦にしたら小さくなるだろう!と考えたかは分かりませんが、縦にして、レンズを1個外した2眼のローライフレックスを作り出し、人気カメラとなりました。各種特許をとったので、ツアイスのイコフレックス初期型やフォクトレンダーのブリリアントやスパーブは、フィルムは横送りになっています。フィルム装填時のスタートマークは、フィルムも作っていた、ツアイスイコンのイコフレックス三型が初めてですが、オートマットはローライが最初です。

1960年代から、2眼レフばかりではなく、35ミリ判や8ミリムービー、110や引き伸し機(国内未発売)ストロボ、双眼鏡まで品揃えを広げましたが、幾度かの経営危機を乗り越え、現在は、中判とローライ35の復刻版(スペシャルエディション)スライドプロジェクター(国内未発売)を販売しています。

ホームページ検索する際は、ROLLEI-FOTOTECHNICで検索すると、国内未発売のコンパクトデジタルカメラ部門になるので、中判関係は、DHW-FOTOTECHNICで検索してください。