お散歩写真(2014年11月20日)

自宅を出て永代通りを日本橋を右手に見て東京駅を左手に見て、更に直進すると大手門に到着します。
今は渡櫓門の工事が行われているので、入苑前に日比谷方面を撮ったのが最初の1枚です。

今日のお散歩皇居東御苑です。

写真01 大手門前から

今日は雨の予報だった?
傘を持たずにきてしまった。完全にヤバい雰囲気の空模様。
※入苑料はかかりません

大手門はお城の正面玄関。
従って、本丸に向かうと番所(警備の詰所)があります。
最初に同心番所があり、次に下の百人番所です。

写真02 百人番所

甲賀組、根来組、伊賀組、二十五騎組の4組が昼夜交代で護りを固めていたとのこと。
俗に言う忍者が居たということですね。

最後は大番所で、そこからやや急な坂道があり、登り切ると本丸の入り口になります。
明暦の大火(1657年)で富士見櫓と富士見多聞以外は全焼失しまいました。
(某局の暴れん坊将軍の影響でしょうか、江戸城がないことを知らない方々が少なからずいらっしゃいますorz)

そこで、将軍が大名の謁見に使ったのが唯一残った富士見櫓になります。

写真03 富士見櫓

鉄製の門で閉ざされていて、近くに立ち寄ることはできません。

また、忠臣蔵でお馴染みの松の廊下も本丸がないので、記念碑と往時を偲ぶ説明文があるだけです。
そして、江戸城の天守閣跡。
今は基礎石である石垣だけが残っていて、現在の石垣の高さは約10mだそうです。
家光の時代には地上からの高さは58m、天守閣の基礎石積みは、44メートル四方、高さ18メートルで、その上に金色のシヤチを頂く外観五層、内部6階の天守がそびえていたとのこと。
本物を見たかったですね。

写真04 江戸城天守閣跡

順に武道館方面、丸の内方面の写真です。

写真05 武道館方面

写真06 丸の内方面

youtubeなどで紹介される機会が多い新宿御苑、浜離宮と同様に外国の方々が多いですね。
記念撮影を何度か頼まれます。

天守閣跡から急な汐見坂を下り二の丸庭園へと歩を進めました。

写真07 二の丸庭園

現在の回遊式の庭園は、昭和43年の皇居東御苑の公開の開始に当り、九代将軍徳川家重の時代に作成された庭園の絵図面を参考に造られたものなんだそうです。
やはり火事で何度も焼失したようで、火事は江戸の華なんでしょうかね~orz

帰りは平川門です。
雨がポツリポツリと落ち始めてきたので、帰りは東西線を利用するためです。

写真08 平川門前

写真09 平川第二門 渡櫓門

写真10 平川門木橋

高麗門(第一門)、渡櫓門(第二門)、木橋(城門形式一式)が、昔のまま残っているのはこの門だけ。
この門は別名、不浄門とも言われ、罪人や遺体はここから出されたそうです。
当然殿中で刃傷沙汰を起こした浅野内匠頭は重罪人とされ、城内の座敷牢に留め置かれた後、一関藩主田村邸へお預けとなるために城外へ出されるときに、この平川門から出されました。

今日のお散歩は雨とのスピード勝負でした。
普段はベンチに腰をおろしてのーんびりするのですが、今日は駆け足気味でお散歩とはいい難いものとなってしまいましたorz

レモン社でお求め頂いたカメラやレンズの試写に皇居東御苑は如何でしょうか。
弊社から歩き慣れていないと遠く感じてしまいますが、それほど遠くはありません。
ランチやコーヒータイムを丸の内で過ごせば、皇居東御苑が近づきます。
是非、お試し下さい。