入荷アーカイブ レモン社 銀座教会店

マウントアダプターでPENTAX QxD/QxC

「富士山には月見草がよく似合う」は太宰の名言ですが、PENTAX QシリーズにはDマウントレンズがよく似合います。と云うか、事実上Dマウントレンズを活用できるカメラは他にありませんが・・・
マウントアダプターを使えば殆どのレンズを活用できますが、ボディサイズ的にはD&Cマウントレンズがベストでしょう。

本来レンズは「良く写る」に越したことはないのですが、オールドレンズの中でも特に「別にきちんと写らなくたって腹も立たない」のがQ+Dマウントレンズの愉楽だったりします。

PENTAXのQシリーズ、シネレンズとも相性良し。

Q7+シネラプター13mm/1.9
Dマウントアダプターを使ってます。

例えばシネラプター13mm/1.9。古い物ですから当然個体差は大きいと思いますが、まずは開放・無限近辺で撮影すると・・・

Q7+シネラプター13mm

緩~く仕上がります。

白いビルに合焦。画面周辺の緩さがDマウントレンズの「味」の一つですが、F5.6まで絞ってみると・・・

 

ラプター13mm/1.9、F5.6で撮影

ケラレが出始めました・・・

ちょっぴりシャープになりましたけど。Qシリーズのセンサーサイズは8ミリ判より大きいので、周辺部の画質を云々するのも酷というものですね。

ところでやはりシネレンズであるCマウントレンズ(こちらは16ミリ判)であれば、周辺までキッチリ写せるのかな?なんて思い付きまして、ちょっと試してみました。出場選手はDマウントから「ヤシノン38mm/1.4」、Cマウントから「シネエクター35mm/1.4Ⅱ」です。まずはDマウントから。

いわゆるグルグルぼけです。

ヤシノン38mm/1.4。シネラプターとの比較の為、開放ではなくF2で撮影。

これまた結構緩くなっています。面白いんですが、一つ難を云うと「開放付近では画面中央付近に主題を置かないと作画が難しい」という事。それでもF5.6まで絞ると・・・

これくらいなら構図の自由度が上がりそう。

微妙な甘さが残りましたが、これくらいなら構図の自由度が上がりそう。

それでは今度はCマウントの結果をば。こちらもF2でテストです。

 

周辺部、F2で十分使えます。

シネエクター25mm/1.4。周辺部、やや甘さが残りますがまずまずかな・・・?

今度はF5.6で。期待できそうな予感♪

予想通りの結果・・実は、E-M5でも周辺まで均一な画質を維持します。

予想通りの結果・・実は、E-M5でも周辺まで均一な画質を維持します。発色は渋め。

こんな具合です。グルグルぼけを楽しむならDマウント、周辺まで均質な画質が欲しければCマウント、と云った使い分けができそうです。

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