ニコン AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G EDを試写しました。
ポートレート中心の撮影ばかりだったので、超広角レンズを使用したことはありませんでした。しかし、不安より期待の方がなぜか大きかったです。
お台場に向かう前に晴海埠頭公園にて、ファーストショット。
ファインダーに広がる世界は今までのそれとは異次元のものでした。
ニコンのHPを引用しますと、何でも撮ってみたくなる、DX専用の小型魚眼レンズ。
写るものが大きくゆがみ、対角線魚眼レンズならではのデフォルメ効果が楽しめるとのこと。
今までとは全く異なるアプローチが必要になります。
※単にカメラを構えただけだと、横に広く写してはくれるだけ。湾曲だけが気になる写真になります。
あの3.11の震災前にはよく訪れた場所です。ここは羽田に近いので飛行機が飛び交い、穏やかな風景の中に動きのある場所です。
太陽を取り入れると、ゴーストが発生し易くなります。
しかし、フレーミングをほんの少し動かすだけで解消される場合がありますので、同じ場所数枚撮るように心がけしました。
観光客が絶えず訪れるので、一番前でカメラを構えると邪魔になってしまいます。そこで今回は後から撮りました。
立ち入り禁止なので精一杯寄ってみましたが、もう少し寄れればもっと迫力が出るのですが。ちょっと残念です。
レインボーブリッジを往復しました。デフォルメにより不自然さは残りますが、ダイナミックさは増したと思います。
最後にマクロ撮影。
最短3cmまで寄れますので、魚眼ならではの写真になります。
今回使用しましたカメラは、ニコンD7200です。
ホワイトバランスはオート、HDRはOFFです。
[商品仕様]
- 型式:ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF DXレンズ
- 焦点距離:10.5mm
- 最大口径比:1:2.8
- レンズ構成:7群10枚(EDガラス1枚)
- 画角:180°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
- FXフォーマット/35mm判換算:16mm対角線魚眼レンズの画角に相当
- 撮影距離目盛:∞~0.14m、0.46ft(併記)(近距離補正方式)
- 最短撮影距離:0.14m
- 最大撮影倍率:1/5倍
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大絞り:f/2.8
- 最小絞り:f/22
- 測光方式:開放測光
- フィルター枠:レンズ後部に装備
- 寸法:約63mm(最大径)×62.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)
- 質量:約305g
- 付属品:専用レンズキャップ、裏ぶた LF-1、ソフトケース CL-0715