今年の天文ネタの目玉のお話
当社の双眼鏡のお客様の殆どが野鳥観察・山行等でご利用になられるケースが多いようですが、今年は天体関連でも双眼鏡が大いに活躍してくれそうです。
今年は肉眼でも観測できる彗星が2つ接近します。3月前半~5月あたまにかけて、「パンスターズ彗星」が、そして11月~12月に「アイソン彗星」が接近します。いずれも大変明るくなると予想されています。
「パンスターズ彗星」は最初は夕方に、やがて3月下旬頃からは明け方にも観測できるようになると思われます。
夕方の空では高度が低く、明け方の空ではやや高度が高くなると計算されています。最大では-4等星級になると云われていますが、なかなか彗星の予測は難しいので、話半分くらいの期待にしておきましょうか。
11月の「アイソン彗星」はもっと明るくなる(観測史上最大、と吹いている方もいらっしゃいます)可能性が高く、-10等級とも期待されています。こちらは12月になると高度も上がるようで、冬空に一際輝いてくれることを期待してしまいます。
97年の「ヘール・ボップ彗星」も肉眼で十分観測できましたが、当時私はやはり単眼鏡を多用していました。その当時双眼鏡を持っていなかったものでして…風景の中の彗星としては肉眼で観察し、彗星そのものは光学機材を使うのがよろしいかと思われます。
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