その昔。世界中で高い評価を得ていたライカですが、とあるちょび髭総統が戦争を始めてしまったもので、特に連合国側ではライカの入手が困難となりました。
戦時にはカメラは情報収集の道具として極めて重要で、イギリスでは民間からライカを買い上げたり海外から買い付けたりと苦労して機材を確保したようですが、第二次大戦後にイギリス進駐軍が接収したライカの図面を基に作られたのが「Reid Ⅲ」です。
基本的にはライカⅢbのコピーなのですが、外装の質感はライカ以上です。と云うか、操作感もライカ以上だったりします。Reid>ライカ>フェドといった脳内ヒエラルキーでよろしいかと。お値段もライカ以上、6カ月保証付きで¥268,000-税込(5/31現在)となっています。
ちなみにテーラー・ホブソン2inchの描写は・・・
お次は国産カメラから。六櫻社「八九式活動寫眞銃 改二」です。改二です。
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旋回機銃式/固定機銃式いずれの搭載方も可能だったそうで、空戦での射撃訓練に使われた物です。
こちらは委託のお預かり品、本体のみのお預かり。¥250,000-(5/31現在)となっています。
全長約76cm、重量約10.2kgと結構重いです・・・が、戦時中使っていた7.7mm機銃の一つが重量11.5kgとの事なので、実践を意識した訓練用としては当然なのかも知れませんね。
以上、レモン社銀座店の中古/委託品のご案内でした。
(5/31は棚卸しの為、レモン社全店16:00で閉店とさせていただきます)