今回はニコンAF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-EDを試写しました。
ボディはD600を使用。主な設定は、
- 画質モード:JPEG(FINE)
- 画像サイズ:L(掲載時に縮小)
- ホワイトバランス:オート
- ピクチャーコントロール:SD(スタンダード)
- 色空間:sRGB
- HDR:OFF
- ISO:100
- 撮影モード:絞り優先オート
清澄庭園は東京都江東区清澄二・三丁目にあり(都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」(E14・Z11)駅下車 徒歩3分)、自宅から徒歩15~20分程度のところにあります。
この公園につきましては、公園のHPをご参照下さい。
都会の喧噪を忘れさせてくれる落ち着いた場所です。
今は花菖蒲が見ごろを迎えています。
但し、近寄れませんので撮影には、ご注意下さい。
中望遠のマイクロレンズだけあって開放から2段まで絞っても花全体の輪郭を捉えることができません。
ワーキングディスタンスの関係で、もう少し寄りたいのに寄れない。
コンデジの1cmマクロとかAPS-Cサイズのマクロレンズになれてしまった弊害でしょうね。
カメラアングルの違いはありますが、下のマイナス補正をした写真の左暗部の色濁りは気になるほどではありません。
背景がうまく処理できました。
紫陽花の見ごろはもう少し先かも知れませんが、場所により異なりますので事前に確認してから撮影に行かれたほうがいいと思います。
絞れば解像度は高まり締まりのある絵になるのは想像できましたので、今回は開放付近の描写だけ撮りました。
マイナス2.3の補 正に撮影した本人が驚いています(笑
紫の葉の色が出るまで補正しました。
ピントが合っている線はしっかりと描写されており、接写レンズは解像度が高いですね。
一方、ピンが合っていないとこはやわらかく、ポートレイト向きなレンズとも感じました。
季節を間違えてしまったと錯覚してしまうほどのオレンジでした(笑
最後は水辺の住人達。
鯉は非常に大きく迫力に満ちていました。
亀好きにはたまらないと思います。多くの亀が生息しています。
人を恐れず優雅に泳いでいました。
マクロ撮影以外でも通常の中望遠レンズとしても優秀なレンズです。
6月のレモン社ではニコンセールを行っています。是非、お近くにお越しの節はお立ち寄り下さい。
担当:いりえ
[商品仕様]
型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sマイクロレンズ |
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焦点距離 | 105mm |
最大口径比 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 12群14枚(EDレンズ1枚、ナノクリスタルコート1面) |
画角 | 23°20′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 15°20′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時: |
撮影距離情報 | カメラへの撮影距離情報を出力可能 |
ピント合わせ | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:3.0段※ VRモード:NORMAL 三脚使用時ブレ補正:無し |
撮影距離目盛 | ∞~0.314m、1ft(併記) |
最短撮影距離 | 0.314m(等倍) |
最大撮影倍率 | 1.00倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 自動絞り |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/32 |
測光方式 | 開放測光 |
フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL(∞~0.314m)と∞~0.5mの2段階切り換え |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) |
マウントアダプターFT1適否 | AF駆動可 |
寸法 | 約83mm(最大径)×116mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約750g |