【レビュー】小石川後楽園 de OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F4-5.6

今回はオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150 F4-5.6で、既に型落ちのレンズとなっていますので、中古でしか入手できません。
オリンパスからお借りした機材がレモン社に到着したのは14日になり、本ブログの撮影は13日でしたので、最新の機材の商品レビューは少々遅れてしまいます。

何卒、ご容赦下さい。

1/4000 F4.5 -1.3 40mm WB:AUTO ISO100

ワイド端の40mmと言っても35mm判換算で80mmの中望遠になります。
ポートレート向きの焦点距離ですが開放値がF4なので、風景、スナップでの使用が中心となりそうです。
日差しの強い日だったので、日差しを捉えるためにマイナス補正。
木々の緑が背景の黒に溶け込んでしまいましたが、主役のキラキラは捉えられていますので良しとします。

1/800 F5.6 -1.3 102mm WB:AUTO ISO200

場所を少し移動して、100mm(35mm判換算で200mm)近くで、初夏の緑を収めました。

1/200 F5.6 -1.3 96mm WB:AUTO ISO200

逆光の影響で背景のコントラストの低下が認められます。暑さによるモヤとも受け止められますが、ちょっと残念な描写でした。

1/160 F4.5 -1.3 49mm WB:AUTO ISO200

M4/3はボケないと、人伝に聞きます。
主題の浮き上がりがなく、M4/3の暗いズームレンズは撮影の仕方にひと工夫が必要となります。

1/500 F4.6 -1.3 70mm WB:AUTO ISO200

主題に寄って背景をボカせば、キレイにボケてくれます。広角レンズのような使い回しが手っ取り早いです。

1/1000 F5.6 -2.7 66mm WB:AUTO ISO200

1/125 F5.6 +1.0 66mm WB:AUTO ISO200

コントラストの差がある被写体を狙う、コントラストに差を付けるのもいいと思います。

1/2000 F5.6 -1.3 150mm WB:AUTO ISO200

最後は超望遠域の300mm相当の写真を。写真は銀座教会店から東京駅方面のものです。

ダブルズームキットの中望遠側のレンズを試しましたが、最初のレンズ交換式デジタルカメラなら、申し分のない性能だと思います。物足りなさを感じてレンズを買い増し、買い換えを行うのも一策ですが使い込んでみるのも一策だと思います。



焦点距離 40-150mm(35mm判換算80-300mm相当)
最大口径比/最小口径比 F4.0(40mm)-F5.6(150mm)/F22
レンズ構成 10群13枚(EDレンズ1枚、HRレンズ1枚など)
画角 30° to 8.2°
AF方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離 0.9m
最大撮影倍率 0.16倍(35mm判換算 0.32倍相当)
最近接撮影範囲 104.4 × 78.5mm
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
フィルターサイズ O58mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ O63.5mm × 83mm
質量 190g
主な同梱品 レンズキャップ LC-58E、レンズリアキャップ LR-2、取扱説明書、保証書