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【レビュー】東京国際フォーラム de OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

今回は35mm判換算で34mm相当のスナップ撮影に最適な、使いやすい焦点距離の広角パンケーキレンズのオリンパスM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(M4/3用)です。
どのボディと組み合わせても違和感なく使えるレンズです。
今回はオリンパスOM-D E-M5を使用しました。

 

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(2)

1/320 F8.0 +1.0 WB:AUTO ISO200

強い日差しでF8.0に絞り込んでもゴーストが発生してしまいましたがハレーションの発生が抑えられています。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(3)

1/200 F4.0 +2.3 WB:AUTO ISO200

露出補正+2.3にしても白飛びが認められません。これはボディの恩恵かも知れませんが。描写力に優れています。
近未来感を出すためにオーバーで撮影。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(4)

1/640 F2.8 +1.3 WB:AUTO ISO200

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(5)

1/60 F16 +1.3 WB:AUTO ISO400

2枚とも露出補正+1.3。上はF2.8で下はF16ですが、F16にすると回折現象で解像力が低下してしまいます。
焦点距離にもよりますが35mmフルサイズでF11で顕著になりだす回折現象。M4/3だとより一層顕著になってしまうので、絞り込み過ぎは注意が必要ですがシャープネスの処理で緩和はされると思います。
また、大伸ばしをしないのならパンフォーカス効果の方が有効となりますので、成果物次第といったところです。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(7)

1/500 F5.6 WB:AUTO ISO200

中間絞りのF5.6で撮影。
しっかりとした写りで、無難に撮りたいならF5.6かF8かも知れません。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(10)

1/4000 F5.6 -3.0 WB:AUTO ISO200

撮影後、カメラのエディット機能をお借りしました。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(1)

1/100 F2.8 WB:AUTO ISO200

20cmまで寄れるので、ちょっとしたテーブル・マクロ撮影ができます。

暑いので散歩は隣町の人形町。35mm判換算で34mm相当なのでスナップ向きであることに間違いはありません。単焦点レンズ1本でぶらっと散歩のお供に如何でしょうか。

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(11)

人形町(1)

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(12)

人形町(2)

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8(13)

人形町(3)

狭い路地が多い人形町では切り取る作業を行うのに35mm相当が使いやすかったです。28mm相当の場合はもっと被写体に寄る必要があり、それはそれで楽しいものがありますが、スナップ写真の撮り初めは35mm相当から始めるといいかも知れません。

担当:いりえ

焦点距離 17mm(35mm判換算34mm相当)
最大口径比/最小口径比 F2.8/F22
レンズ構成 4群6枚(非球面レンズ1枚)
画角 65°
最短撮影距離 0.2m
最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算 0.22倍相当)
最近接撮影範囲 158.3 x 118.2mm
絞り羽枚数 5枚(円形絞り)
フィルターサイズ O37mm
マウント規格 マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さ O57mm x 22mm
質量 71g

 

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