ソニーNEX-7を試写しました

2012年1月27日に発売されたソニーNEX-7。2011年のタイの洪水で発売日が延び延びになったと記憶しております。
ソニーのミラーレス機はフルサイズのα7の登場で主役の座を譲りましたが、マウントアダプターでちょっと遊んでみたい場合など、中古市場でも手を出しやすい価格になってきました。

商品の特長は、

1、有効約2430万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサー
有効約2430万画素「Exmor(エクスモア)」APS HD CMOSセンサーの圧倒的な解像力で、αレンズの描写力を余すところなく受け止め、被写体のディテールまで鮮明に描き出します。また、センサー上でアナログ・デジタル変換する独自の「オンチップカラムAD変換」や、アナログ段階とデジタル変換後の2回のノイズ除去を行う「デュアルノイズリダクション回路」などのプロセス進化により、さらなる低ノイズ化を実現しています。

2、世界最速(*1)約0.02秒の高速レスポンス
電子先幕シャッターの採用などにより、被写体にピントが合った状態でシャッターボタンを押しこんでから、実際に露光を開始するまでの時間(レリーズタイムラグ)を大幅に短縮し約0.02秒を達成しました。さらに、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)」の進化などにより、オートフォーカス速度が向上。シャッターボタンを半押ししてから露光開始までのトータルレスポンスが飛躍的に向上しています。高速レスポンスを実現したNEX-7なら、撮影者の意志に瞬時に応え、撮りたいと思った瞬間を逃さず記録できます。

3、瞬間を逃さない、最高約10コマ/秒の高速連写&狙った被写体にフォーカスし続ける「追尾フォーカス」機能
有効約2430万画素の高画素でありながら、「速度優先連続撮影」モードで、最高約10コマ/秒の高速連写を実現。決定的瞬間や一瞬の表情を逃さずとらえられます。また、ドライブモードは、通常の「連続撮影」モードをはじめ、「セルフタイマー」「連続ブラケット」まで、幅広く対応しています。
撮りたい被写体を指定すると、その被写体を追尾し続ける「追尾フォーカス」機能。撮りたい被写体をAFエリアの中心に置いてセンターボタンを押すと、指定した被写体にピントを合わせ続けます。被写体が動いても追いかけてピントを合わせ続けるので、狙った被写体のズーミングや構図決めに集中でき、撮りたい一瞬を簡単に切り取れます。

4、わずかな明かりも鮮明にとらえるISO感度16000
ISO AUTO時はISO感度を100-1600の範囲でカメラがシーンに応じて自動設定します。手動で設定すれば、ISO感度を最高16000まで設定可能で、キャンドルライトなどのわずかな光でも被写体を鮮明にとらえ、薄暗い場所でも三脚やフラッシュなしで撮影できます。さらに、セットアップメニューから高感度ノイズリダクション機能を設定可能。長秒時ノイズリダクションは「入/切」、高感度ノイズリダクションは「強/標準/弱」を選択でき、高感度撮影時のノイズを徹底的に抑えます。

などで、今でも十分実用機として使用できます。
マウントアダプターを介して、マニュアルフォーカスのレンズを使用して試写しました。

1/100 F4.0 ISO100

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1/4000 F5.6 ISO100

1/60 F3.5 ISO100

1/250 F4.0 ISO12800

1/6 F3.5 ISO100

1/100 F4.0 ISO100


カメラ上部に並ぶ2つのコントロールダイヤルとカメラ背面のコントロールホールはマニュアル露出でも絞り優先でも、非常に重宝しました。
特にISOの切り替えがストレスなしで行えたことで、撮影時にファインダーから目を離さずに没頭できました。


?担当:いりえ