今回はメーカーから機材の到着ないまま、レビューを書く日がきてしまったので、マニュアルフォーカスのAI Nikkor 35mm f/1.4Sを試写しました。
開放の写りに特徴があるレンズで、絞れば諧調豊かでニコンらしい硬調な写りが楽しめます。
[FXフォーマット]
35mmはスナップにも風景写真にも向いています。
[DXフォーマット]
35mm判換算で52.5mm相当と標準レンズとしても使用できます。ポートレートにも使用できるレンズです。
フィルム時代の最後によくポートレートで使用したレンズです。
収差(球面収差、像面湾曲)がもたらす面白い描写、特に開放で顕著に表れ他のレンズでは味わえないレンズです。
デジタル化に伴いボディ側で画像の最適化が行われ、フィルム時代の描写とは大きく異なりますが大口径F1.4の描写は使って楽しい、面白いレンズです。
[商品仕様]
焦点距離 | 35mm |
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最大口径比 | 1:1.4 |
レンズ構成 | 7群9枚 |
画角 | 62°(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 44°(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)Nお DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時: |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
絞り方式 | 自動絞り |
最大絞り | f/1.4 |
最小絞り | f/16 |
測光方式 | 開放測光 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 52mm(P=0.75mm) |
マウント | ニコンFマウント |
マウントアダプターFT1適否 | MF |
寸法 | 約67.5mm(最大径)×62mm(長さ:バヨネット基準面からレンズ先端まで)、全長約74mm |
質量 | 約400g |