パナソニック LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014と着流し撮影

今回はパナソニック「LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014」をE-M5に装着して撮影に出てみました。重量55gと云う際立った軽量さがたまりません。ボディキャップレンズみたいな気分で散歩に出れる事請け合いです。(オリンパスのボディキャップレンズのレビューは既に7月のレモン社ブログにUPされています)
35判換算で28mmとなりますが、そこはそれ14mmですから・・・余程距離を詰めない限り、ボケは期待出来ません。まずはF8でしっかり絞って撮影。

F8AE 背景までしっかり写ります

F2.5AE 背景の写り方、ちょっと中途半端ですね・・・

椅子まで2歩無い位の距離ですが、こんな具合。で、最短近くまで距離を詰めて絞り開放では?

F2.5AE

こんな感じ。最短撮影距離0.18m。ボケ具合もまずまずですが、まぁ、しっかり写し込む方がこのレンズには向いてそうです。AF測距点の位置が余程まずくない限り、充分パンフォーカス効果が得られます。

F6.3AE

AF作動はほぼ無音でキビキビ合焦してくれます。重量55gながらキッチリ金属マウントを採用しているのですが、こういった点で何となく信頼できちゃいそうな気分になります。

F8AE

ほとんど何も考えずにシャッターを切りたくなるくらい軽快な使い心地ですが、仕上がりはキリっとした画が期待できます。

F5.0AE 液晶ティルトでウェストレベル撮影

立ち止まり、1,2秒でシャッターを切り、散歩を続ける・・・の繰り返しになりそう。

F5.0AE

なぁ~んて油断してると、いつの間にか絞りがズレてたりするんですよね・・・上の写真、2枚ともF7.1に設定したままのつもりだったんですがねぇ・・・

F6.3AE

パーズの付き方にも気をつけたいところでした。28mm相当とは云え、やはり14mmなのです。上すぼまりの写真になっちゃいました。

F6.3AE さり気なく、横浜名所が沢山写ってます

あんまりイージーに撮るのも考え物なんでしょうかね・・・なんて事を、写生中の方々を見て0.5秒ばかり反省する振りをしました。

F6.3AE

のっぺりした雲は結構厄介ですけど、メリハリのある雲なら広角レンズで楽しみ易いかな、なんて思ってます。

F7.1AE

E-M5との組み合わせでは掌に隠れちゃいそうな具合になり、ボディの強力な手ブレ補正能力と極く軽量なレンズ&短い焦点距離と云う事もあって、うっかり片手で撮ってしまう事もありました。スマホで撮ってる方よりも素早くケリを着けられますね。・・・はい、私、あんまりアングルに時間かけないんです・・・面倒臭がりでして。

F5.0AE

ちょっと暗めの所でも、ちゃんと気を遣ってあげればブレ難いのは有り難い事です。

F5.6AE

この写真の部分拡大をしますと、周辺部の白い金属柱のエッジに幾らかの色滲みが見られましたが気にする程ではありません。気楽にサクサク使うのが良いかと思います。

さて、そろそろ帰ろうかな・・・と思ったら、世界で一番有名なビーグル犬発見!いかん、可愛い・・・

LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014

F6.3AE

もう、本当に何も考えてない写真になってしまいましたが・・・可愛かったんだから仕方がありませんでしょ?犬より猫派の私ですが、スヌーピーだけは別格です。

F5.6AE ハリウッド殿堂入り、おめでとうございます。

F5.6AE

広角レンズで寄ってるからでしょうか、必要以上に「まるっ」としたお顔になりました。
今回は動物・昆虫無しで仕上げるつもりでしたが、結局やっぱり撮影してしまいました・・・

何はともあれ、LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014は気軽に撮影を楽しめるレンズとしてオススメできますし、しっかりした作画にもちゃんと応えてくれるレンズである、と云って良さそうです。

パナソニック LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014 H-H014
レンズ構成:5群6枚
絞り構成:7枚羽根/円形虹彩絞り
フィルター径:φ46mm
寸法:φ55.5x20.5mm
重量:55g

担当:松浦