今回の商品レビューは何故か旧製品のキヤノン EF24mm F1.4L USMです。勿論、現行品はII型です。恐らく商品レビュー・リストの作成ミスと思われますが、そこはお構いなくレビューっちゃいます。
[商品仕様]
発売年月 | 1997年(平成9年)12月 |
発売時価格 | 210,000円 (ケース・フード付き) |
レンズ構成(群) | 9 |
レンズ構成(枚) | 11 |
絞り羽根枚数 | 7 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離(m) | 0.25 |
最大撮影倍率(倍) | 0.16 |
フィルター径(mm) | 77 |
最大径x長さ(mm)x(mm) | 83.5 X 77.4 |
質 量(g) | 550 |
キヤノンの伝統的大口径レンズ24mm F1.4。EFレンズとして初めて研削非球面レンズとUDレンズを使用し、フローティング採用により全撮影領域で高画質が得られます。なお光学系をLレンズとしては初めて環境に優しい鉛フリーガラスのみで構成しているのが特長です。
リアフォーカスとリングUSMによる静粛で高速なAF、フルタイムマニュアルフォーカス等操作性にも優れ、前玉非回転のためPLフィルター等の使い勝手も良好。フード効果の高い花弁型フードを標準装備していました。確かに、操作性はバツグンですがやや重く感じました。
今回のレビューはEOS 5D MarkIIを使用しました。
大口径ならではの被写界深度の浅さ。開放F2.8とは違います。
周辺光量落ちはF5.6で目立たなくなるものの、やや不満の残る結果です。広角の周辺光量落ちはトイデジ っぽくってイヤですか?周辺光量落ちは広角レンズの味だと思います。
?逆光テストは最高速1/8000でシャッターが切れず、ISO100でもF1.4恐るべしです。テストになりきれていませんが、掲載しておきます。
ほぼ気にはなりませんが、完全ではないようです。
このレンズは開放かF2の作例だけで充分でしょ。 今回は全て開放です。
点光源はキレイな円を描いてくれます。
色収差が認められますが、痘痕もえくぼと言います。想定外の色に驚いています。甘受できるか否かはお客様次第となります。
既に旧製品となっており中古でしか手に入りませんが、逆に手に入れやすい価格に下がったとも受け取れます。
キヤノンの24mmと言えば、マニュアルフォーカスから伝統のF1.4。現行品はちょっと高いと購入に躊躇されているなら本レンズは如何でしょうか。大口径ならではの表現力を手にしてみて下さい。