マウントアダプター:ライカLマウントレンズ

今回のブログはマウントアダプターを、紹介致します。デジタルカメラになり結果が直ぐ分かるので、試し易くなったオールドレンズや資産の有効活用などで、レモン社では非常に需要があります。

マウントアダプターは種類が多くありますので、レンズのマウント規格毎に分けて、ブログを掲載致します。


1、ユニバーサルマウント

ライカLマウント、プラクチカスクリューマウント、エキザクタマウントが典型的な例ですが、一つのレンズマウント規格に合わせて複数のメーカーがカメラやレンズを作り上げたレンズマウントを「ユニバーサルマウント」と呼びます。
ペンタックスのKマウントもリコーやシグマが規格を取り込んで商品を世に出しました。
デジタルの時代に入りオリンパスとコダックによってデジタル一眼レフカメラ向けにフォーサーズ(4/3)、デジタルミラーレスカメラ向けにマイクロフォーサーズ(M4/3)が提唱され、ライカ、パナソニック、シグマ、コシナなどが参画しています。

特にM4/3はフランジバックの短さから、マウントアダプターを介してオールドレンズを楽しむ火付け役を担いました。


2、ライカLマウント

内径39mm、ピッチ1/26in、フランジバック28.8mm、標準レンズ焦点距離51.6mm。
エルンスト・ライツ(現ライカ)が初めて採用した規格です。当初は単にライカマウントと呼ばれていましたがライカM3以降ライカがバヨネット式Mマウントに移行し、ライカLマウント(ライカスクリューマウント)と呼ばれるようになりました。
映画用の35mmフィルムを使った事でも有名ですね。
多くのメーカーが上記規格を採用し、個性溢れるカメラやレンズが発売されました。
尚、引伸レンズにてもライカスクリューマウントが採用されています。


●M4/3シリーズ

ウォーレンサックL90/4.5

レンジファインダーで90mmはピント合わせが難しい焦点距離ですが、M4/3だと180mm相当となり更に困難を極めます。しかし、ミラーレス機となると単なる望遠レンズ扱いとなります。


●Sony αシリーズ

ヘクトール28/6.3

ヘクトール28/6.3

フルサイズでもAPS-C(焦点距離は1.5倍)サイズでも楽します。α7で撮影しました。


●Leica Mシリーズ

ズマロン35/3.5

MLリングもマウントアダプターに入ります。monochromeで撮影しました。


●Fujifilm Xシリーズ

ズミタール5cm/2

ズミクロンL50/2

焦点距離は1.5倍になります。X-T1で撮影しました。


●Canon EOS-Mシリーズ

キヤノン 50/1.4(L)

焦点距離は1.6倍になります。敢えてファインダーのないEOS-M2で撮影しました。

他にはニコン1やペンタックスQがありますが、テストするボディ、マウントアダプターがなかったりと、試写できませんでしたが機材が揃い次第、追記致します。