中古万年筆 新入荷情報 ペリカン1935 グリーン

これまでに数回ペリカン万年筆の入荷は新品、中古ともにお伝えしてきましたが、今回紹介するのはペリカン社が同軸とキャップのデザインを合わせた万年筆を作り発表した1935年当時の復刻品です。それ以前は信じられない事ですが万年筆が使い捨てだった時代もあったそうです。この復刻品は1998年に世界限定で4000本限定生産されました。 キャップのクリップ裏に限定数刻印あり この1998年よりかれこれ20年近く経ち、最近はコンディションがどうのこうのという以前に中古でも見かけることがあまりなくなってきました。レモン社でも今回中古入荷は3本目くらいかと思われます。 この他、外の白い化粧箱にもシリアルナンバー入り! キャップには限定のシリアルナンバーが彫り込まれ、キャップトップも当時の雛が多い時の数でもちろん手彫りの刻印です。そしてキャップ、ペン先ともに当時のロゴを再現されています。(やっぱりペリカンのロゴはこちらの古い方がよいですね!!) キャップトップの少子化してきた雛の数 ご存知のように乾燥、直射日光などには弱くコストもかかるセルロイド軸ですが、植物性繊維を原料とする為に手触りと発色の良さは現在も人気があり現在の金属やプラスチック軸などとは違う魅力があります。セルロイドとはそもそもは象牙の代替品として開発された合成樹脂の1つで人類はじめての人口熱可塑と言われているそうです。 真ん中がM400です。 ペリカン社は2002年よりワンタイム・エディションとして都市シリーズ、2005年には史跡シリーズ、そして2007年に自然の美観シリーズと多くの限定品を発表してきましたが、ここ数年のデモンストレーター以外は復刻品を限定として発表しています。そしてこの春の限定品は数回続いている赤を基調としたM101Nシリーズとなるらしいです。 太陽光に当たるとさらに美しい万年筆です 収納時を見ると少し短めに見えますが筆記時にはバランスが変わり小ぶりな万年筆のイメージも変わります。ですがどちらかというと手の大きい方には小さく感じるであろうという短さかもしれませんが、これはもはやコレクター向きのべっぴん(別品)ではないでしょうか。 これがサービスカードです。手書感が味をだしています。 【中古商品明細】 ペン先:18KARAT 字幅:M(中字) 材質:同軸、キャップ/セルロイド :首軸、尻軸/エボナイト 機構:吸入式 長さ:117m(筆記時/160mm) 胴軸径:約12mm 重さ:15g ランク:AB+ 販売当時定価:98,000円(税別) 商品PLUコード:2111012050100 販売価格:75,000-(税込) *こちらの中古品は2/19現在の在庫です。またオンラインショップからもお求め出来ます。 担当:レモン社銀座店 カラサキ