今回は、当店に中古新入荷した パナソニック LUMIX G 25mm / F1.7 ASPH についてレビューします。
ボケ味の美しい、コンパクトなマイクロ4/3対応短焦点レンズです。
乾燥して埃が舞う高層ビル街を、光線状態を選びながらテスト撮影です。
まずは、商品のご紹介です。
レモン社新宿店 中古新入荷「パナソニックLUMIX G 25mm / F1.7 ASPH」
商品コード:2221230045571
フード、FRキャップ、箱、取説付
ランク A ¥22,800-(税込)
新品同様のコンディションです。
まずは、フルサイズ換算で50mmとなるこのレンズの、短焦点ならではのボケ味を見てみたいと思います。
すべて開放で、撮影距離を変えながら撮影します。
雑然としたボケは現れず、むしろ立体感を際立たせるようなまろやかさです。マイクロ4/3以下のセンサーサイズだと最短撮影距離からわずかに離れると、
ボケ量は劇的に減ります。
次に、画面中心と周辺部の解像性能を見てみましょう。
窓の枠のエッジを見てみます。
中心部分も周辺部分もシャープネスに大きな変化は感じられません。
小さめのセンサーサイズの有利な点として感じます。
続いて逆光テストです。
画面上部に直接太陽を入れてみましたが、人物のディテールが損なわれておりません。肉眼ではとても人の細部など
見れないほど強い光線です。
階段のレンガパターンもコントラストは維持されています。
大変優秀な逆光特性だと思います。
そして、周辺光量落ちを確認してみましょう。
やはり、一段絞ると画面の均一性が増します。ただ、開放無限遠でもあまさは感じませんね。
全体の空気感に埃っぽさが出てしまっていますが、実際この季節は交通量の多い場所だとちり・埃が多く、このような
ひらけたビル空間ではなおさら空気の透明度に悪影響を及ぼします。
以下は、おまけショットでございます。
暗部がストンと落ちることなく、階調がいいです。
こちらも造形物の階調再現がすばらしく、立体的に再現されています。
UHRレンズの逆光特性と、非球面レンズ2枚採用の贅沢設計による立体感の再現に感嘆しました。
こんなにコンパクトで軽量なのに…
本商品はレモン社新宿店とオンラインショップで、お求め頂けます。
※店舗移動対象外商品
主な仕様
品番 | H-H025 |
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レンズ構成 | 7群8枚(非球面レンズ:2枚、超高屈折率UHRレンズ:1枚) |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
画角 | 47° |
光学式手ブレ補正 | - |
焦点距離 | f=25mm(35mm判換算:50mm) |
最小絞り値 | F22 |
開放絞り | F1.7 |
絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
撮影可能範囲 | 0.25m~∞(撮像面から) |
最大撮影倍率 | 0.14倍(35mm判換算:0.28倍) |
フィルター径 | Φ46mm |
最大径×長さ | Φ60.8mm×約52mm※ |
質量 | 約125g |
付属品 | レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップ、デコレーションリング |
※ レンズ先端より、レンズマウント基準面まで。