結局αマウント!AFレフレックスレンズ500/8

旧ミノルタαマウントとSONY αAマウントに互換性がある事は皆様ご存知かと思いますが。
AFが可能なミラーレンズの系譜もまた、ミノルタα⇒SONY αAへと続きました。世界初のAFミラーレンズを開発したミノルタさんの技術がそのまま引き継がれたのかどうか、SONYのミラーレンズ「SAL500F80」は外観的にはロゴ・プリント文字以外ほぼ同一に見えてしまうのが気になりますが・・・不思議なことにカタログ上の重量も同じ665g!今回はそんな「ミノルタAFレフレックス500/8」のご案内です。

SONYさんがαAマウント用に生産していた「SAL500F80」も既に生産完了品となり、今ではAFミラーレンズは単一マウントの中古品しか無い状況となってしまいました。結局、αマウント/αAマウントユーザーさんしかAFミラーレンズの恩恵を得られなかったことになります。

絞りはF8固定ですがミラーレンズ(レフレックスレンズ、反射望遠レンズとも呼びます)としては普通のスペックです。何んと云っても、500mm超望遠域を重量665gに抑えてるんですから、それくらいは大目に見てあげて下さい♪ 

α77に装着してAF作動させますと・・・被写体によってはちょっと躊躇いがちながらもピント検出してくれました。一昔前のAFレンズなりの速度ですが、風景撮影にはまず問題無く使えるでしょう。

それでは実写を・・・と思いきや、今日は朝から雨、嫌んなっちゃう・・・と云った天候なので、レモン社新宿店の窓からの撮影と相成りました。
まずは窓の向こうを、DT16-80F3.5-4.5ZAで。

F8オート。焦点距離30mm、35判換算45mm

肉眼の遠近感とそう大差ないと思います。
では、ここからAFレフレックス500/8で撮影ですが。まずは背後のビルの上層部分を狙って。

APS-C機α77では35判換算750mm相当となります

雨模様・曇天ではF8固定がちょっと恨めしく感じられます。手ブレが気になりますがα77、あんまり感度を上げたくないんですよね・・・天候のせいもありますが、全般的にミラーレンズはややコントラストが低い傾向に感じられます。

も少し色のある部分を。

距離指標で約100ft

出来れば晴空の下で実写してみたかったのですが、取り急ぎレモン社新宿店の中古在庫ご案内と云う事でご了解くださいませ。

中古品 ミノルタ AF REFLEX 500/8 ランクA ¥53,000-(税込・7/15現在)
元箱 取説 キャップ フード ノーマルフィルター(ドロップイン式)
PLUコード:2111011989197
お問合せはレモン社新宿店
又はナニワオンラインまで

P.S.決して明るくないレンズですが、ND4フィルターも付属しております。