週に何回かは、トレーニングと気分転換にサイクリングをしております。
コース前半は、目黒川沿いを東京湾まで下って走るのですが、その間多くの橋を渡りジグザグに蛇行したルートをとります。
何故っ、て渡るとなんか気分いいんです。
そんな橋たちですが、それぞれ異なる表情と雰囲気を持っているのに気付かされます。
私の気に入りのツァイスレンズ搭載カメラ(これもレモン社で入手)で、数回に分けてご紹介致します。
谷山橋
都道418号線が目黒川に掛かる橋で、頭上には首都高2号線が走っています。サイクリングロードで初めに目黒川を渡る橋です。「ややまはし」と読みます。
五反田大橋
隣の本村橋の方が有名かもしれません。よくドラマのシーンで使われるそうです。国道1号が目黒川を渡る橋です。下流直ぐの所に排水溝があり、近くを走る地下鉄都営浅草線の地下水を排出しています。かなりの頻度で水が出ていますが、これが目黒川のこの付近の水質浄化に役立つのではないかと想像しております。
御成橋
JR大崎駅からは少し離れて位置し、近代的な様相の橋です。江戸時代にはこの橋を将軍が渡ったそうで、「将軍様のおなりぞ!」との注意の声から御成橋の名が付いたとの俗説が有るそうです。一日に数回、水質改善のために橋のパイプから放水が行われます。今までに数度しか見たことはありませんが、夜などはライトアップがなされムードたっぷりです。
すずかけ歩道橋
小さな青いアーチが特徴の、見るとなぜかほっとする橋です。歩行者専用の橋で、川面をしみじみと眺めるにはこの橋がお勧めです。
森永橋
只々静かな橋です。車の往来も少なく、歩行者で賑わう事もなく…静かです。
東海橋
第一京浜が目黒川を渡る橋です。欄干の上に鳳凰がとまっています。この橋は昔の東海道(東京―横浜間)の一部区間だったそうです。今は第二京浜が東海道ですが。ここは箱根駅伝の区間でもあり、復路では走破を目指し、歯を食いしばって駆け抜ける選手たちを応援する観衆で埋まります。非常に交通量が多い橋で、重量級の大型トラックなども行き交い橋の傷みが心配にもなります。
鎮守橋
目黒川河口近くに佇む荏原神社。鎮守の神様をお祭りしています。神社から目黒川に掛かる橋が、この鎮守橋です。対岸から橋越しに、緑に囲まれた神社を眺めると欄干の朱色が映えます。コンクリート製の橋ですが、正面から見ると、僅かなアーチがあり盛り上がって見え、趣があります。現在老朽化が進み、優しく労わりながら利用するよう注意書きが立て掛けられています。