もう盛夏と言えるほどの太陽光線の下、ニコンAF DC-NIKKOR 105mm f/2 D を携え試し撮りしてきました。
使用したボディはニコン D610(2426万画素)です。
ニコン D610のカメラ設定は以下の設定。
画質モード:ファイン
画質サイズ:L(6016x4016)
JPEG圧縮:画質優先
撮影モード:A(絞り優先)
ISO感度:オート
ホワイトバランス:オート
注)掲載写真はWEB用にリサイズしています。
職場の近場で撮影開始…
いやあ、熱いです!露出補正を+1にステップして陽の強さを出します。
焦点距離105mmで絞りf2解放ともなると、手前の木々までの距離が30mあっても、無限遠はアウトフォーカスになりますね。
f5.6まで絞ると、遠景のビルのエッジ部分もピンがきます。
分かっていたつもりではありましたが、やはり無限遠の被写体をパンして撮るレンズではないです。しかし、主要被写体がより浮き立って強調される、望遠効果は解放がf2なら十分すぎる程でます。望遠レンズの様に圧縮効果を使うより、中距離で背後を少しぼかして演出することもできますね。
撮影距離5m位で開放です。やはりアウトフォーカスが大きくなり、三越のライオンさんが引き立ちます。彫刻のディテールが諧調良く再現され、絵画チックなタッチで表現されました。
このレンズの機能である独自のボケ味コントロール。
DCリングを操作して球面収差をコントロールし、被写体の前後のボケを変化させられるのです。まるで収差の残ったオールドレンズで撮ったような演出になりました。
DCコントロールは、ふわっと柔かいタッチで表現させたい時に単なるソフトフォーカス効果でない、味のある柔かさを作り出してくれます。
キレイなボケ味です。撮影距離は1m程です。これくらい離れられると撮影作業が大変しやすく楽です。
以下、仕様です
焦点距離 105mm
最大口径比 1:2
レンズ構成 6群6枚(+保護ガラス1枚)
画角 23°20′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
15°20′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
DXフォーマットデジタル一眼レフカメラ装着時:
157.5mmレンズの画角に相当(FXフォーマット/35mm判換算)
撮影距離情報 カメラへの撮影距離情報を出力可能
撮影距離目盛 ∞~0.9m、3ft(併記)
最短撮影距離 0.9m
最大撮影倍率 1/7.7倍
絞り羽根枚数 9枚
絞り方式 自動絞り
最大絞り f/2
最小絞り f/16
測光方式 CPU・AI方式のカメラでは開放測光、従来方式のカメラでは絞り込み測光
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) 72mm(P=0.75mm)
マウントアダプターFT1適否 MF
寸法 約79mm(最大径)×111mm(長さ:バヨネット基準面からレンズ先端まで)、全長119mm
質量 約640g
次回の商品レビューをおたのしみに…
それではまた^^