今回はシグマ A50/1.4 DG HSM(EF)のご案内です。
超高画素時代に最適化したどこまでも高い解像力。そして美しいボケ味をも楽しめるバランスのよさは、まさに大口径標準レンズの決定版です。作り手の個性や妙味を味わえる「50mmF1.4」のなかにあって、新たな必携レンズとなるに違いありません。
※シグマホームページより
※今回はキヤノン EOS 5DmarkⅢにて試写致しました。
先ずはボケ具合
次に周辺光量落ち
F2で僅かに分かる程度です。
最後に逆光テスト
どれも僅かに分かる程度なので、完全逆光でなければそこまで目立たないと思います。
ここからは気軽な撮影をした写真です。
開放で周辺を落として、少し暗めの設定でノスタルジックに。
花の色味が少し薄いというか物足りなさを感じます。
光の当たり具合と紅葉のおかげで、同じ空間なのに二つの世界を見る事が出来ました。
前の撮影をしている時に、扉への反射がとても綺麗だったので。扉の質感も上手く出せています。
この1枚だけは背景のボケ感がちょっとうるさく感じました。F1.4で撮影すればまた違うんでしょうが、帰ってきてから気付いたので悪しからず。。。
紅葉がうまく虹のようになっていました。
色の鮮やかさは水に反射しても変わらないですね。浮かんでい落ち葉をボケさせる事によって、非現実感が出してみました。
このレンズを使っていて思った事は、青系の色味は良く表現できましたが、赤系の色味がちょっと物足りない感じがしました。また、最小絞りがF16なので何かの折に不便を感じるかもしれません。
もう一つ、50mmで815gとやはり重いです。そこを我慢できればAFもはやく表現も良いので非常に優秀なレンズだと思います。
商品仕様
レンズ構成 | 8群13枚 |
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最小絞り | F16 |
フィルターサイズ | φ77㎜ |
画角 (35mm判) | 46.8° |
最短撮影距離 | 40cm |
最大径 × 全長 | φ85.4㎜ × 99.9㎜ |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最大倍率 | 1:5.6 |
重さ | 815g |