110フィルム在庫あります!
長らく入手が困難だった110フィルムですが、この度レモン社で「lomography」製110フィルムの取扱いを始めました。
世間様では既に販売されていましたが、遅ればせながらの販売開始です!
一番左のTIGER/虎さんは感度200のごくスタンダードなカラーネガフィルム。
何で虎なんでしょうか?と思って調べたら、フラッシュを使えば夜の撮影も刺激的に、云々との事・・・フラッシュ使えばねぇ・・・先ずは、中庸感度の扱い易いタイプ、とご理解いただければよろしいかと思います。
左から二番目がORCA/鯱さん、感度100のやはりスタンダードなモノクロフィルム。
白黒で鯱って事でしょうね。こちらはD-76等の通常モノクロプロセスで処方可能です。
三番目はLOBSTER/海のザリガニさん、赤被りの強い感度200のカラーネガフィルムです。
茹でる前のロブスターって赤くないようですけどね。強烈な赤味が特徴のレッドスケールフィルムと呼ばれるタイプですが、どうやら裏面露光を逆手に取って赤被りを起こさせるフィルムのようです。暗室でのフィルムの装填に失敗した経験のある方ならお判りでしょう・・・うっかり裏っ側で装填して真っ赤っかになるアレです。
四番目はPEACOCK/孔雀(♂)。感度200のクロスプロセス向きリバーサルフィルムです。
クロスプロセスによる碧/青系の色転びから孔雀(♂)なんでしょうね。孔雀(♀)はちょっと地味めの体色ですし。(パッケージには♂とか♀とかは書いてません)
クロスプロセスの際にはカラーネガ用のC-41処方となりますが、事前にご利用になられるラボがクロスプロセス処理対応かどうかを確認しておいた方が良いかも知れません。現像液が傷むのでクロスプロセスは受け付けない場合も多いですよ。
E-6処方ではノーマルなリバーサルフィルムとしてお使いいただけます。
取り敢えずマウントアダプターを使ってマイクロフォーサーズ機でレンズだけ活かす・・・なんてユーザーさん、今一度110カメラを活躍させては如何でしょう?
ネーミングはちょっぴり強引な気がしないでもないですが、今後もあれこれと個性的なフィルムを発表していただいて、いっその事「十二支」を制覇する位のラインナップが出来たら面白い・・・なんて思います。
お問い合わせはレモン社各店までどうぞ。