今回はペンタックス smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDMについての商品レビューをお届け致します。
切れ味と美しいボケ味の両立。
被写体をクリアに描写する解像力、そこから滑らかにつながるボケのやわらかさ。ポートレートに最適な中望遠レンズです。異常低分散ガラスを採用し色にじみを抑制、高いコントラストとシャープネスを実現。従来のコーティングより透過率の高い『Aero Bright Coating(エアロ・ブライト・コーティング)』も採用し、これまで以上にヌケがよくフレアの少ない高画質が得られます。美しいボケ味を活かす円形絞り、防塵防滴構造を採用。
※ペンタックスホームページより
※ボディはK-5 Ⅱを使用しております。35mm換算で84.5mmです。
本日はアジサイが見頃と書いてあった、東京都文京区本駒込にあります「六義園」へと行ってまいりました。最寄駅は山手線の駒込駅です。
梅雨入りしたと言っていますが、カラッとしていて雲一つない良い天気。
それでは、まず周辺光量落ち
F2で若干出ている様ですが、殆ど気になる感じではありません。
次にボケ具合
非常にキレイにボケてくれます。ただF1.4で寄りの写真を撮ると、ピント位置がズレやすく結構シビアに感じました。
最後に逆光テスト
非常に優秀です。Aero Bright Coating(エアロ・ブライト・コーティング)の恩恵を十分に受けております。
次からは気軽に撮影した写真です。
真円とまではいきませんが、邪魔にならない丸ボケが出ています。
綺麗な苔の絨毯ですが、もう少し湿っていると雰囲気が出せたのかと思うと残念。
こういう、周りが暗くて中心が明るい雰囲気は好きです。左側の暗い木も黒潰れしておらず、しっかりと描写出来ています。
こちらも周りが暗くて中心が明るい写真。奥側の花びらが白飛びしていますが、手前の花びらの光で透ける感じとボケがキレイです。
最後に使用感
・大きさや重さは普通で携帯性は可もなく不可もなく。ただフードが大きいかなと思います。
・F1.4でのボケ感はふんわり柔らかく非常に私好みの描写です。ただ、上記にも書きましたが、寄りだとピントがシビアになります。絞ればカチッとした描写になり、表現性はとても素晴らしいです。
・逆光性能も素晴らしく頼りになります。
・AFは静かですが、ちょっと遅いかな?という印象。
・ポートレートに向いていると思いますが、なんでも撮れる優秀一本です。
・全体的な評価としては持っていて損のない一本。というより持っていた方が良い一本かと思います。
商品仕様
レンズタイプ | 望遠単焦点 |
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焦点距離(35mm判換算) | 55mm(84.5mm) |
開放絞り値 | F1.4 |
最小絞り | F22 |
画角 | 28.6° |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.173倍 |
フィルター径 | 58mm |
最大径 x 長さ | 70.5 x 66 mm |
質量(重さ) | 375g |
対応コンバーター
A1.4X-SA2X-S
担当:88(B1)