中古品在庫のご案内です。今回ご紹介するのはレモン社秋葉原店の中古在庫、PENTAX Qシリーズ用標準ズームレンズ「02スタンダードズーム」(ブラック)です。
ナノ一眼を名乗るPENTAX Qシリーズ用だけあって、重量96g・寸法48.5mm(外径)x48mmと大変コンパクトながらしっかりと金属マウントを採用しています。この個体に関してはマウントの使用感も殆ど見受けられない綺麗なコンディションです。
8mmシネカメラ用「Dマウントレンズ」を使う為だけにPENTAX Qシリーズを入手された方も多かろうとは思いますが、いざ「普通に使えるAFレンズ」が欲しいと思った時、比較的安価に入手できるこの02スタンダードズームはオススメのレンズです。Q7からセンサーサイズが拡大された事によって、Dマウントレンズユーザーさんにとっては「ケラレ」が出やすいとの指摘もしばしばあるようですが、Q7にこの02スタンダードズームを装着した場合、広角端が35判換算で23mmと云うのは結構な魅力だったりします。
今回のテストボディもPENTAX Q7(私物)です。実用的な設定として、ディストーション補正ON、その他HDR等はOFFでの撮影です・・・・あれこれと設定をONにすると、Q7の処理速度全般が落ちる気がしますもので・・・
広角端の焦点距離は5mmと、聞くからに強烈な歪みが出そうな短さではありますがボディ側でディストーション補正を設定している分には、嫌な歪みは感じられません。
ビル自体が曲がって見えるのは私の責任です・・・Q7の特徴である「抜群に見難い液晶ファインダー」に加え、距離1m以内は勘に頼るしかない私の老眼に起因するものです。それはさておいて、極小センサーながら充分な解像力とヌケの良さはこのサイズから想像する以上のものです。
続いてズーム中間域で・・・
8mmが中間域ってのもピンと来ないかも知れませんが、Q7の場合35判換算で36.8mmとなります。
見上げるアングルでの撮影なので上すぼまりのパースは当然はっきりと出ていますが、広角端・中間域ともに「まるっ」とした樽型の歪みはありません。
望遠側では・・・時間が取れず、夕方の日陰での撮影ですが。
まさか解像せんだろうと思っていたところ、一部人物の特定が容易な部分がありまして、顔消しさせていただいています。
耐フレア性はそれほど強いレンズではなく、強い反射や光源が画面に入ると桃色フレアが出る事も。
画面右の強烈なハイライトの煽りを受けて、やっぱり桃色フレア発生です。この個体に限った事ではなく、私の私物02スタンダードもまったく同じフレア傾向です。
このレンズはズーム全域で最短撮影距離0.3mとなっていますが、時間が無くて撮影出来ませんでしたので先日私物02スタンダードで撮影した近接画像をば。
先月18日、首都圏に雪が降った日の撮影です。駅の入場制限で大変な目に遭いましたっけ・・・
ところで広角端では開放F値2.8ですが、開放絞り変動タイプですので望遠端では開放F4.5となります。焦点距離の短さ故、背景の距離をしっかり取らないとあまりボケません。近接時はやや甘い傾向のようです。
単焦点レンズ「01スタンダード」も魅力的な存在ですが、Q用AFレンズを「取り敢えず1本だけ。単焦点レンズはDマウントレンズで!」とお考えの方にオススメのレンズです。
ご用命はレモン社秋葉原店 TEL:03-3253-0255
または ナニワグループオンラインまでどうぞ。
レモン社秋葉原店中古在庫(2/3現在)
登録名:ペンタックス Q用02ズーム 5-15/2.8-4.5
付属品:前後キャップ
ランク:AB+
価格:¥7,000-
PLUコード:2111040004250
*売り切れの際はご容赦下さいませ。