委託品新入荷のお知らせ:ベリワイド100

今日3月14日は、コダック創業者のジョージ・イーストマン氏の命日だそうです。そんなワケで、デジタルではない、フィルムカメラの機材をご案内しよう・・・と思ったレモン社秋葉原店からお送りします。

今回ご紹介するのは、超広角レンズ搭載の中判カメラ、「ブルックス-プラウベル ベリワイド100」の委託品、¥170,000-(税込)です。*3/14現在

レンズは「スーパーアンギュロン47mm/F8」を使用し、少し変わった特徴として「6x10」と云う6x9判よりちょっぴりワイドなフォーマットを採用しています。
とは云うものの。6x9判の実画面サイズは約56x84mm、このベリワイド100は実測約56x91位となっていますので、その点をご承知おき下さいませ。

超広角レンズ&開放F値8と云う事からか、距離計は非搭載。合焦は目測式となります。
外付けのファインダーをアップでご覧いただくと・・・

専用ファインダーはLeitz WETZLARの刻印入り

どっかで見た気のするファインダーだなぁ・・・なんてお感じの方、ピンポ~ン!製造元はライカ社なのです。元ネタはライカの21mmファインダーのようですが、視野枠はオリジナルよりちょっぴり広めに取られているように見えます。
アクセサリーシュー基部横のレバーはパララックス補正機構、基部後ろに何となく見えている板状の物は・・・

水準器のリキッドも問題無し

フレームファインダーの接眼部です。フレームファインダー使用時の立ち姿はこんな感じになります。

使いやすさでは光学ファインダーに軍配。

接眼部とフレームの距離が近いので、実用性を考えるとビューファインダーの方が撮影しやすいようです。
ちなみに、ヘリコイドをある程度繰り出した状態ではレンズ下部にフレームが接触するので、フレームファインダーをご使用の際はヘリコイドを無限∞側にしてから跳ね上げましょう。

撮影枚数は6x9以上にワイドなフォーマットの為、7枚(120フィルムのみ)となっています。何分古いカメラになりますので、巻き上げ操作はゆっくりと巻くのが無難でしょう。
全体的に年代なりに働いてきた印象の外観ではありますが、レンズやカメラ内部は綺麗な状態です。

ストラップは付属していませんが、取付金具が特殊な形状ですので捜すのが困難かと思いますが、某社の旧ミラーレス機用ストラップ金具が流用可能だそうです。

レモン社秋葉原店委託品
プラウベル VERIWIDE100+ライツ専用ファインダー
シュナイダー製キャップ、取説付属
PLUコード:2111040006773
価格¥170,000-(税込)*3/14現在

お問合せはレモン社秋葉原店/TEL:03-3253-0255まで
*近日中にナニワオンラインに掲載予定です。今しばらくお待ちくださいませ*

付属の取説。落丁無し。