カメラレンズにカビが発生しやすい状況とは?

今回は、レンズトラブルの一つ、カビについてお話をしたいと思います。

レンズはガラスなのでカビが発生すると思わなかった方もいらっしゃると思いますが長期間湿気のある場所

への保管、カメラバック・カメラケースに入れっぱなしでは、非常に危険です。

皆様もご存じのようにカブは高温多湿を好みます。時期でゆうと梅雨前の5月から10月ごろ、気温20度

湿度60%以上となるとカビの発生しやすい期間となります。またカビが発生・成長する為の養分としては

人間の油脂・指紋・ゴミ・ホコリなどです。高温多湿+養分(油脂・指紋・ゴミ・ホコリ)があればカビにとっては

最高の環境です。環境状態が合えばわずかな時間でもカビは菌糸を一気に伸ばして成長していきます。

カビが発生してしまった場合、初期段階であればクリーニングが可能ですが、内部に発生した場合は、レンズ

を分解してクリーニングする為、メーカー・カメラ店(修理受付)にお預け頂くことになります。


カビの度合いが進むとクリーニングでのカビの除去が出来ずレンズ交換が必要な場合が発生します。そうなりますと修理料金も高額となり、見積金額を聞いてビックリするすることになりかねません。

ご自身の大切な機材を守るためにも、こまめなメンテナンスを心がけましょう。