なつかしのカメラ 今回はフェド2をご紹介します。
FED-2は旧ソビエト連邦のカメラでウクライナ、ハリコフのFED工場で1955年~70年に作られた、カメラです。
FED-1(バルナックライカコピー)から脱して、ソビエト独自のデザインとなりいくつか改良されており使い勝手 は格段に良くなりました。
1)ライカが距離計とファインダーが二眼式であるのに対して距離計がファインダーに組み込まれた視度補正機構付一眼式の採用。
2)フィルム交換時には、底蓋着脱式から底蓋裏蓋一体着脱式に改良。
3)フラッシュシンクロ セルフターマー付。
FED-2はいろんなバリエーションがありType-aからeに分けられます。
Type シンクロ セルフタイマー シャッター 速度 巻き上げ
a なし なし 前 ダイヤル
b あり なし 前 ダイヤル
c あり あり 前 ダイヤル
d あり あり 後 ダイヤル
e あり あり 後 レバー
・シャッター速度 前期:B、1/25-1/500
・シャッター速度 後期:B、1/30-1/500
機能
マウント:M39(ライカLマウント)
シャッター 横走布幕
シャッター速度 前期 B,1/25~1/500 後期 B,1/30~1/500
ファインダー 1眼式2重像合致距離計連動
露出計 なし
フィルム装填 裏蓋底蓋一体着脱式
フィルムカウンター 順算式(自動復帰機能付)
シンクロ接点 X-接点(Type a なし)