江戸の吉原遊郭はこの京都の島原を模して造られたとか。かつて華やかだったこの界隈も二条卸売市場のそばに歴史保存地区としてひっそりとたたずんでいるだけ。時代物の小説を読むとこういった所も興味がわいて見に行くのですが、大門と小説の舞台にもなり今も茶屋営業を行ってる「輪違屋」が残ってるだけでした。ここから東の方へ歩いていくと新撰組の屯所のあった壬生寺まで当時の人ならそんなにも遠くないんですね。近藤や土方が祇園やこの島原へ遊びに来ていたって感じて電車やバスの無い時代行動範囲を知ることにも。また近所には梅小路蒸気機関車館があり間近で見て触って動く汽車も見る事が出来る所です。蒸気機関車の向こうに新幹線の列車が走るのも見え新旧の対比も面白いですよ。梅小路公園もまもなく花の季節。水族館もあり、JRを越えて行くと京都のランドマークでもある五重塔がある東寺です。地味なコースですが新しい発見があるかも?