今回ご紹介するのは、アメリカ生まれの面白レンズ、レンズベビー2.0。
先代レンズベビーから2.0にパワーアップして、レンズがプラスチックからガラスになってます。
見た目はとってもシンプルで、トイレンズっぽい感じですね。
さて、なにが面白いのかというと…
OLYMPUS PEN E-PL1にマウントアダプター (nikonF→m4/3)を介して装着。
このレンズ、ピントのあわせ方がなかなかユニークなんです!
掃除機のホースのようなプラスチックの蛇腹を前後に押したり引いてあわせるのですが、
これが不思議な感覚でなんとも楽しい!
この感覚…たとえるなら単焦点レンズで、被写体に寄ったり引いたりして撮るのに似ているかも?
更に!上下左右に蛇腹を曲げる事によって像を流す事が出来るんです!
それがこちら、椿の一輪にだけピントを合わせてみました。
ピントの合う範囲が狭いので、欲しいところが浮き上がって来たらシャッターを切る感じです。
これは・・・なかなか遊べる!?
雨上がりの水たまりにフォーカス!
軽く蛇腹を曲げただけですが、周辺めっちゃ流れてます。
イルミネーションなどでも面白い効果を期待できそう。
絞りは本体からは動かせませんが、付属の「絞り板」で調整可能です。(今回は開放F2での撮影)
レンズベビー。ただのトイレンズかと思いきや、とんでもないボケをかましてくれる…面白いやつです!
ニコンはPC-E、キャノンはTS-Eというように、
像を流せる「チルトシフトレンズ」は存在しますが、結構なお値段しますので、
お手軽シフト遊びにレンズベビー、いかがでしょう?
【今回のレンズ】
レンズベビー2.0(ニコンFマウント用)
商品ランク:AB
付属品:元箱 取説 絞りリング4種
ニコンFマウント用
店頭価格 ¥6800(税込) 2015年2月末現在
※売切れの際はご容赦願います