ペンタックス SMC DA☆16-50 2.8ED AL SDMレビュー in 松尾大社

こんにちは、カメラのナニワ京都店です。
今回ご紹介するレンズは2007年発売、現行ラインナップの
SMC DA☆16-50 2.8ED AL SDM でございます。


ボディに煌めくDA☆マークは、ペンタックス上級レンズの証。
このレンズの特徴としては、キットレンズに近い焦点距離を持ちながら、
F値は2.8通しという高スペックであること。
また、超音波モーター、SDMを搭載しているのでAF時の音も静かです。


今回の試写は阪急嵐山の一駅手前、松尾大社にて行いました。
ボディはK-xを使用しております。


撮影時は空は曇っており、やや雨がぱらついておりましたが
ここでこそ、明るい防滴レンズの活躍どころです。


燈籠に生えた苔、緩やかに漏れる光など
微妙なニュアンスをなめらかで繊細な階調で表現してくれました。
質感の描写力はかなりのもの。


並んでいる絵馬たちに落ちた陰影も豊かに描写されています
以前訪れた伏見稲荷大社の変わり絵馬は狐の顔や鳥居でしたが、
松尾大社は「しゃもじ」です。


このレンズの魅力の一つに最短30cmと、比較的「寄れる」ことがあげられます。
その実力がいかんなく発揮されます。


一方で、開放では結構派手にボケるので、被写体を目立たせたいシチュエーションでは
主張しすぎて若干気になることもあるかもしれませんので、
f2.8通しのレンズではありますが、普段は絞って使う方が良いかもしれません。

  
キットレンズと同様の使いやすい画角、使用感で、
ペンタックス・スターレンズの高い描写力を味わえる。
SMC DA☆16-50 2.8ED AL SDM
お求めは、カメラのナニワ 京都店へどうぞ!