キヤノン EF17-40 F4L USMレビュー in 鞍馬


こんにちは。
カメラのナニワ京都店です。
本日ご紹介しますレンズは、2003年5月発売 EF17-40 F4L USM でございます。


もみじのマークと赤いカラーリングが訪れ来る秋を感じさせる
展望列車「きらら」に乗ってやってまいりましたのは 叡山電鉄 鞍馬駅。


こちらも真っ赤。
若き日の義経公こと、牛若丸に剣術を教えたとされる
鞍馬天狗の伝説ゆかりの地でありまして
今回はその舞台となった鞍馬山にて試写を行いました。
ボディはEOS 6Dを使用しております。


鞍馬寺のふもと。
今回、夕方5時ごろからの撮影だったので絞りを開け気味の写真が多いですが、
このレンズは開放から安定した性能を発揮してくれるので安心して臨めます。?

  
ふもとはなんとも穏やか。
重量475gとLレンズにしては軽量かつ小型で持ち運びやすいので、スナップもはかどりますね。




全体的に安定感ある写りで、細部まできっちり解像しています。
夕暮れから灯りだした燈籠の明かりや敷石の照り返し等も良く描写され、
独特の重厚感がよくでております。



そろそろ日の沈もうという頃。
気温も下がって、これはもう天狗もでてきそうな神妙な雰囲気です。
明るすぎないようマイナス補正をかけ、出来る限りトーンを抑えて写してみました。



ようやくたどり着いた山頂。向かいに見えるは比叡山・延暦寺。
山々に広がる空のグラデーションが美しくでております。
数kmの道のりでしたが、EF17-40と6Dの軽量コンビ、苦になりませんでした。



旧型なんて言わせない!軽量でリーズナブル。
安定した写りと豊かな色調は、確かな「L」レンズ。
キヤノン EF17-40 F4L USM、ええ仕事してくれますねえ