CP+2016レビュー⑧ケンコートキナー編
ケンコー・トキナーブースにやってまいりました。
トキナーAT-Xシリーズの新作も先日発売されましたが、
様々な展示がある中で実際に触った観たかったのはコレ、レンズベビー・ベルベット56。
レンズベビーといえば、蛇腹ホースでうねうねしたりどちらかと言えば
トイレンズなイメージを持っていましたが、新しく出たこれはなかなか魅力的なレンズなんです。
どう、魅力的なのかをお伝えするため、早速6Dに装着して、テスト撮影させていただきました。
鏡筒はシルバーとブラックがありますが、金属製でずっしり
見た目にもなかなか凝ったつくりでニコンDFなどにも似合いそう。
まずは絞った状態だとクッキリシャープで背景のボケはなだらか。
これだけだと普通のレンズですが…
絞り開放だと、一気にフワーッとソフトフォーカスに!
この湯気感、ペンタックスやミノルタの往年のソフトフォーカスレンズを思い出しますが、
それでいて、このクラシカルな外見は魅力的ですネ~!
キヤノンEFとニコンFマウントのみの設定ですが、他マウントでも出してほしいところ。
以前ブログでレビューいたしました、「レンズベビー」も進化を遂げており、
旧モデルは引き寄せられるような効果(写真上)でしたが、新型はもっとなだらかな効果(写真下)
に変わってよりシフトレンズらしくになったようです。
使ってみると、なるほど確かに。
以前の暴れた感じは影をひそめ、上品なボケ方に変わっております。
下限の難しかった操作感も基部がボールジョイントに変わり、
交換式だった絞りも今回羽根9枚の立派なものが内蔵されました。
そろそろ脱ベビーしそうなくらいのクォリティです。
今紹介した分以外にも、フィッシュアイを多く作っているサムヤンなど試せました!
漢字で三洋と書きますが、SAMYANG、サムヤンでございます。
サムヤンそんなたくさん種類有るんや…と思わず関西弁がでてしまうような
豊富なラインナップです。
広角ズームを得意としたトキナーも素晴らしいですし、
様々な商品を揃えるケンコーの扱うレンズ群も見応えがありました。