CP+2016レビュー⑨コーワ編

去年、マイクロフォーサーズ用「プロミナー」を発表しカメラ分野に再上陸して驚かせた、 コーワブースへやってまいりました。 プロミナー、シルバーの無骨なデザインはOM-Dにしっくりきます。 元々が医療分野であるコーワ、一般のカメラ事業撤退後も粛々と 医療用レンズなどを作り続けノウハウをため込んでいたそうですが 同じ医療分野、内視鏡や顕微鏡レンズも得意とする オリンパスのカメラに付けるというのはなんというか、ぐっとくるマッチングです。 他にも双眼鏡などが展示されておりましたが、 やはりカメラ分野の展示には力が入っていて、強い思いを感じました。 後にちょこっと写っているのはかつての名作中判コーワ・シックス、 ドイツ人の設計によるこれまた良く写るカメラです。 参考出展コーナーはなかなかの顔ぶれ。 特にコーワプロミナー・アナモルフィック、これは過去の映画用レンズで 映画表現によくある、光が横一線に広がる効果を出せるといったものですが そのデザインを意識したであろうレンズ郡が渋すぎます…! コーワのリターンマッチはまだまだ続きそうな予感です。