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春の撮影にモノクロはいかが?X-Pro2で撮る「白黒(B/W)」の世界

みなさま、こんにちは!

本日は先月発売されたばかりの新製品「富士フイルムX-Pro2」を使った白黒写真の撮影をご提案させていただきます。X-Pro2はカメラ内の切り替えだけで、長年愛用されたフィルムの色味を再現できることが魅力の一つと言えます。また、露出補正やコントラスト等のパラメータ変更を併用することでお気に入りのフィルム表現をデジタルで再現できる「懐かしくも新しい」カメラとなっています。

今回発売1ヶ月も経たない最新鋭デジタル一眼であるX-Pro2で、レトロなモノクロ写真にこだわって撮影してみました。往年の写真表現をデジタルで再現してみてはいかがでしょうか?

撮影地:白崎海洋公園(和歌山県)

 

〇作例① 露出アンダー

海と岩その2

☆空のグラデーションと黒の締り具合が秀逸、という印象ですね。露出アンダーの画像ですがグレーの表現はしっかりと残っています。岩のゴツゴツ感も本物を見ているように思われるほど解像している印象です。先代のX-Pro1から画素数が大幅にアップしていますがこのような細部の表現力が強化されているように思います。

 

〇作例② 白っぽい表現

弱コントラスト

☆逆光下でも暗部・明部ともにしっかりと表現されています。いわゆる”ねむい”画像ですが岩の細部までしっかりと表現されているなあという印象です。バックのぼけ方にもグラデーションがきちんとついていますね。

 

〇作例③ メリハリのある画像

海と岩 海

☆Rフィルター効果を追加した作例です。白黒フィルムのアクロスを高コントラストで使用できる贅沢を楽しむことができますね。これまでのデジカメでの白黒表現では色かぶりが時々見られましたが、今回のX-Pro2では真っ白から真っ黒までフィルムらしさがあふれています。特に明部においては”白を白く”表現してくれるのでモノクロ本格派にとってもうれしい表現力を備えていると言ってよいと思います。

 

〇作例④ 逆光

強コントラスト

☆夕暮れの太陽を正面から撮影してみました。太陽周辺や海のグラデーションが美しく表現されています。カメラに由来する解像力についてはさすが最新鋭機、という印象です。なお、余談ですが今回使用したXF16-55/2.8R LM WRの描写力にも驚きです!太陽の下に偶然にも推定ウミネコが飛んできたのですが、後で拡大してみるとくっきりと”鳥影”を写し込んでくれていました。

 

M型ライカのファインダースタイルでスナップに最適と大人気のX-Pro2。光学ファインダーにEVFの小窓がつくなど最新の機能を盛り込みつつ往年の写真表現をデジタルで”再現”する方向への進化もすすんでいる印象を持ちました。他にはないオンリーワンのデジタル一眼を手に入れたいとお考えの方にはぜひおすすめの1台ですね!

☆使用機材 富士フィルム X-Pro2+XF16-55/2.8R LM WR

X-Pro2
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担当 やませ

 

 

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