みなさま、こんにちは!
本日はタムロンの高画質単焦点レンズ、”SP45mmF1.8Di VC USD”を使って撮影を行いました…が当日は大雨!描写力がどこまで発揮できるのかかなり不安でしたが、さて仕上がりの程はいかがでしょうか?
撮影地:三重県いなべ市周辺(三岐鉄道)
はじめにレンズの性能を少しおさらいいたします。昨年の秋に発売されたこのレンズ、手ブレ防止機能に高速AF、簡易防滴構造と標準レンズとしてはかなり豪華なスペックに仕上がっていると思います。デザインも秀逸でどのメーカーのボディにも似合う印象です。これだけの機能を盛り込みながらも程よくコンパクトに収まった鏡筒はホールディング感も良好で悪天候下でも使いやすいように感じました。
それでは作例のご紹介です。
①悪天候下でも良好な描写力
コンディションは厳しい雨中での撮影ですが機関車や線路の細部までしっかりと表現されており、さすがの描写力という印象です。背景のかすみ具合も見た目そのままにしっかりと表現されており、描写については非常に信頼のおけるレンズだなあと感じました。
②色表現
同じく雨中の撮影で、晴天時とは色の表現が異なるかもしれませんが濃淡ともに実物に忠実に再現してくれている印象です。カメラの性能を邪魔することなく、良好な色調を表現してくれているように感じました。色の濃淡にかかわらずきれいなグラデーションをしっかりと表現してくれているように思います。
③ぼけ味
タムロンのぼけ味は以前から定評があり、大口径ズームレンズやマクロレンズに多くのファンがおられます。点光源のきれいな円形ぼけや境界線のにじみ具合など、非常に自然で溶け込むような表現が、手前にも背景にも見られます。草花や風景・ポートレートはもちろん、人工物や夜景の撮影にも効果的です。ぼかしを生かした表現が得意な方でまだタムロンレンズ未体験の方はぜひお試しいただきたいと思います。
④その他おすすめポイント
他にもさまざまなおすすめポイントがあるSP45mmF1.8Di VC USD。絞り込んだ際の描写力も秀逸で、特に開放から1~2段絞り込んでみると非常にシャープな印象です。人工物や建物の撮影におすすめかと思います。また、今回のような悪天候下での撮影では水滴対策に悩まされることは常ですが、少しでも防御されているという安心感が撮影に集中させてくれます。画質にこだわりたい方、アクティブに動き回る方には単焦点レンズの新しい選択肢としてタムロンレンズをぜひおすすめいたします!
☆使用機材 タムロンSP45mmF1.8Di VC USD+キヤノンEOSKissX7
タムロンレンズのお求めは、カメラのナニワ京都店までお気軽にどうぞ!
担当 やませ