みなさま新年明けましておめでとうございます。
担当のやませでございます。
本年もカメラのナニワ京都店をご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
さて、新年最初はオリンパスの『OM-D E-M1MarkⅡ』の使用レビューです。
既に心斎橋本店のいけだ・よしとみが何度かご紹介させていただいておりますが、私もこのお正月に話題の最新鋭機を試写させていただきました!
今回のお題は「超強力な手振れ防止機能」です。その驚愕の結果にほろ酔い気分もすっかりさめてしまいました…(!)
その一部始終をご紹介させていただきます。ちなみに当ページ内掲載の画像は、ISO400での「手持ち撮影」です。繰り返しますが三脚は使用しておりません(笑)。あしからず。
まずは夜間の手ブレ補正有無のテスト撮影から
今回は初詣で賑わう八坂神社の夜間撮影です。まずは入口に当たる楼門から。
なんと、[1/4秒 f4 ISO400]でこの画像が得られます!
階段下からカメラを斜め上に向けていますので、安定した構え方ではない状況でこの結果!!驚きです。
続いて屋台が並ぶ参道です。[1/10秒 f4 ?OM-D E-M1MarkⅡ+12-100/4IS PRO]
拡大すると…
1/10秒シャッターを手持ち撮影できます!!
無謀とも思える「月」の手持ち撮影は、、
ふと空を見上げると月が見えました。もしかしてと思い撮影してみると…
写ります。もちろん手持ち撮影です!![1.6sec. f4 ?OM-D E-M1MarkⅡ+12-100/4IS PRO]
拡大してみると…
さすがにくっきりとは言えませんが何とか耐えてくれています!すごい!!
ピントの甘さはご容赦くださいませ(泣)
こうなるとどこまでがんばってくれるのかチャレンジです。門前の交差点で実験してみました。
クルマの光跡はいかほど撮影できるのか…いずれも撮影は本当に手持ちです。
最後の6秒シャッターはさすがに厳しいものがありますが、中央の横断歩道部分は何とかぶれずに残っています。この手振れ防止機能をさらに向上させようとすると、地球の自転を考慮しなければならなくなるそうですが、この結果を見るとそんな壮大なお話にも納得です。
手振れ防止機能は、高感度撮影の画質を上げることも有効でしたが、ISO感度を上げて撮影すると夜が昼間のような画像になって雰囲気が損なわれることがあります。
スローシャッターの手持ち撮影限界が広がると、表現の幅がさらに奥深くなりそうですね!
撮影地:八坂神社(京都市東山区) 京都駅より市バスで約25分
この記事に関するお問い合わせは・・・担当 山瀬まで