オリンパス OM-D E-M10 Mark II 使用レビュー

こんにちは。 カメラ担当 池田です。

すっかり秋らしくなってきましたね。今年は彼岸花の開花が例年より早いようで、場所によってはすでに見頃を迎えているとか・・・。
今後の撮影プランを見直さなければいけません。

そんな秋の雰囲気の中、2015年9月4日発売になりました、「オリンパスOM-D E-M10 MarkII」を持って、青春18切符で岡山県を半周の間、しっかりと使用してきましたので、是非レビューをご覧ください。

まずは外観から

E-M10 MarkIIの外観はこんな感じ。

とにかく小さいです。

どれくらい小さいかと言いますと・・・

左は一眼レフで小型の部類に入るEOS KissX3、そして右がE-M10 MarkIIです。装着しているレンズのズーム倍率もほぼ同じですので、いかに小さいかがおわかりいただけるかと思います。

今回のような鉄道旅には小型カメラが最高の相棒となります。


E-M10 MarkIIは名前の通り、前モデルE-M10の後継機種になります。

スペックですが、映像エンジンの変更はありませんので、画質や高感度撮影に関しては大きな違いはありません。


今回大きく変更、進化した点としましては・・・

手ぶれ補正機能が3軸から5軸手ブレ補正にパワーアップし、シャッタースピード約4段分の補正が可能になりました。

ファインダーが236万ドットの有機ELになり、ファインダー倍率も上がり、大きくて見やすくなりました。ちなみに前モデルは144万ドットの液晶でした。

静音モード搭載で、発表会などシャッター音が気になるシーンでも無音で静かに撮影することができます。

AFターゲットパッド機能の搭載。これはファインダーを覗いたままで液晶を指でなぞることで、ピント位置を調整できるというもの。言葉だけでは説明しにくいのですが、これはなかなかの優れものです。

アートフィルターが12種類から14種類に増えました。

大きな違いとしてはこんな感じです。


スペック以外にも大きく改良されているところを見つけました!

それはデザインです!

左がE-M10、右がE-M10 MarkIIです。

好みはあるでしょうが、MarkIIの方がファンダー部分が少し尖がり、かっこよくなりました。そしてボタンの配置も変更され、より使いやすくなっています。

2ダイヤルはOM-Dならでは、これが使いやすいんですよね~。


さてさて、スペックの説明はこれくらいにして、写真とともに使用レビューをご紹介したいと思います。

今回、青春18切符で旅をしたルートをご紹介しておきますね。

大阪~倉敷~岡山~津山~美作滝尾~東津山~姫路~大阪と岡山県を半周してきたことになります。

主に撮影したのが、倉敷と美作滝尾駅。


それでは出発進行!

まずは、連写性能から。この性能は8.5コマ/秒と前モデルからは0.5コマしかアップしていませんが、一応テストしてみました。

撮影場所は倉敷駅の少し手前、庭瀬駅です。通過する貨物列車を撮影。

この前後も撮影していますが、使えそうな写真だけをピックアップ。

それでも6コマもありました。これからの運動会や野鳥の撮影にも使える連写性能だと感じました。


そして今回の目的地のひとつ倉敷に到着。

まずは、キットレンズのM.ZUIKO14-42/3.5-5.6EZで撮影しました美観地区の写真をご覧ください。

倉敷、何度訪れてもいい所です。

せっかくなので、アートフィルターで遊んでみました。

古い町並みを表現したく 「ジェントルセピア」で撮影。上の写真と同じ露出で撮影したのに少し濃い仕上がりになってしまいました。もう少し明るめの露出で撮れば良かったとあとで後悔しました。


そして倉敷と言えば白壁の建物。

この場面、初めはアートフィルターを使わず撮影しましたが、生憎の曇天で写真に変化がなく、おもしろくなかったのでアートフィルターを使って撮影しました。

まずは「ドラマチックトーン」で撮影。

オリンパスユーザーに人気のあるフィルター効果で、このような曇天の時でもダイナミックな仕上がりにしてくれます。

もう1枚。今度は「トイフォト」で撮影。

レトロな雰囲気の1枚に仕上がりました。この場所にはピッタリですね!
「トイフォト」は周辺四隅が暗くなり、古い感じのイメージになります。

「トイフォト」で撮影した写真をもう1枚。

このレトロな車?を見た瞬間「トイフォトで撮ろう!」と思いました。
仕上がりもイメージ通り。


続いて、倉敷アイビースクエアで見つけた噴水?のようなもの。
ここでは強化された手ブレ補正を実験!

上の写真はシャッタースピード 1/160秒です。
このシャッタースピードで手ブレはありませんよね。

それでは、シャッタースピードを一気に落として1/6秒。
結果は・・・

手ブレせずに撮ることができました。進化した手ブレ補正機能の威力は絶大です。

ここまでシャッタースピードを落とすと、水の写り方も大きく変わってきて、糸をひいたようなキレイな流れとなって写ってます。
手ブレ補正が強力ということは、写真の表現に幅が出るということです。


それでは倉敷散策に戻りましょう。

歩いていて見つけたお花。
まったくセンスのない写真ですが、キットレンズのM.ZUIKO14-42/3.5-5.6EZでもここまで大きく撮影することができます。

25mmで撮影。

同じお花を広角14mmにして倉敷の町並みを入れたのが次の写真です。

小さなレンズですが、描写もなかなか良いレンズです。

次の写真も広角14mmで撮影しています。上の写真もそうですが、広角で撮影する場合は、主役となる被写体に寄って撮影することが大切です。

被写体に寄ることで、遠近感を出すことが出来るのです。

今度はボケ味を出すため、望遠側42mm F5.6で撮影しています。

このボケはスマホでは出せませんよね。一眼だからできる写真表現なのです。このボケこそが一眼の魅力と言っても過言ではありませんよね。

そしてもう1枚。

倉敷の古い民家をシンメトリーで撮影。

ここで見て頂きたいのが、画像の歪み。ほとんど歪みがありませんよね?18mmの広角で撮影していますが、大きな歪みはありません。小さなレンズなのに優秀だと思います。


この日はもう1本M.ZUIKO40-150/4-5.6Rも持って行ってました。このレンズは35mm換算で80-300mm相当の望遠ズームですが、とても小型で軽量。でも良く写るんです。

倉敷の町並みをこの望遠ズームで切り撮った写真をご覧いただければと思います。

倉敷川の川舟。柳並木との調和がとてもいい感じです。川への映りこみもキレイです。

そして、「乗りませんか~」と勧誘の多かった人力車。

近づいて撮影する勇気がなく、望遠レンズでこっそりと撮影(笑)

やっぱり望遠レンズは便利! ダブルズームキットで購入すると、この望遠レンズがついてきますのでオススメですよ~。


倉敷をあとにして、津山線の乗り換え駅の岡山駅へ。

ここでは鉄道を被写体にして、HDR機能のテストをしました。
HDR機能とは、露出を変えた4枚の画像をカメラ内で合成し、明暗差の大きいシーンでも階調豊かに再現する機能です。

まずはHDR機能を使わず、普通に撮影した画像です。

列車の前面は黒くつぶれ、編成の後ろ側は白トビしています。

そこでHDR機能を使用した画像がこれです。

明暗差の大きいこのようなシーンでもハイライト部からシャドー部まで、しっかり階調再現してくました。

このHDR機能は前モデルから搭載されていますが、今回このようなシーンがありましたので使用してみました。 参考までに。


旅を続けます。

次の目的地は岡山県の北部の中心地、津山市にある美作滝尾駅。
まずは岡山駅から津山線で津山駅を目指します。

山間部の田園地帯を走る津山線はローカルムードが満点!津山までの1時間半があっという間でした。

そして、津山駅で今度は因美線に乗り換え。
ようやくたどり着きました、美作滝尾駅です!

映画のロケにも使われた、古い木造駅舎です。

登録有形文化財にも指定されています。
私はここへ何度も訪れたことがありますが、列車では今回が初めてでした。

折り返しの列車が来るまで約20分。手際よく撮影して行きます。

まずは駅舎内の元駅員室を撮影。

歴史を感じますね~。昭和の香りがプンプンします。窓越しの撮影でしたが迷うことなくオートフォーカスは合ってくれました。

同じところでもう1枚。

花を前ボケにして、ちょっと写真に変化をつけてみました。この前ボケを出せるのも一眼ならではです。

このシーンに赤色の前ボケはキツイのですが、一眼の良さをお伝えするために無理やり撮影しました(笑)


続いては昔使われいたであろう切符売場の窓口。

ここでもアートフィルターでお遊び。

まずは新しく追加された「ヴィンテージ」で!

この色合いとハイキ―調の仕上がり、個人的に大好きです。昔の写真のようでいいですよね。

次はお決まりの「トイフォト」!

これまたいい感じです。

アートフィルターは邪道と言われるかもしれませんが、これもデジタル時代だからこそできる写真の楽しみの一つだと思います。


そしてこの美作滝尾駅で一番のお気に入りの場所がここです!

そう、改札口です。なぜお気に入りなのか?見てください!改札口が木でできているでしょう。因美線にはこのような駅が数か所ります。

この改札口を色んな角度から撮影してみましたのでご覧ください。

上でもご紹介しましたアートフィルターの「ヴィンテージ」。


やっぱりステキな駅です。


そして最後に奇跡が!
この日の天気予報は雨だったにもかかわらず太陽が出てきてくれました。

夕陽に照らされる改札口とその影。ステキな時間に出会えました。ここでは、夕陽の色を強調するために、オートホワイトバランスではなく太陽光にして撮影しています。


そろそろ帰路につく時間。

帰りの列車の中から撮影しました。シャッタースピードは1/30秒で、しかも列車は揺れていますが、手ブレ補正が強力なのでブレることなく撮影できました。

乗り換え駅の佐用駅です。

この写真はISO3200で撮影していますが、ノイズはほとんど見当たらずキレイな画像を得る事ができました。マイクロフォーサーズはセンサーが少し小さいので高感度に弱いというイメージもあるようですが、まったくそんなことはありません!


以上、今回はカメラの使用レビューと言うよりも青春18切符での旅の案内になってしまったような気がします(笑)

改めて、このE-M10 MarkIIの一番の魅力はコンパクトなボディと軽量であるということ。これは旅行に持って行くには重要な要素ですよね。

そして、撮影時においてはファインダーの見やすさは素晴らしく、今回の撮影の90%はファインダーで撮影しました。ファインダーで撮影しなかったのはローアングルでの撮影ぐらいです。ローアングル時はチルト式の液晶がとても便利でした。

またOM-Dに共通する2ダイヤルは操作性抜群で、絞りやシャッタースピード、露出補正の設定が快適に行えます。電源のON/OFFボタンの位置も前モデルより改善されており、ユーザーの声をきっちり形にしてきた感じです。

その他にもアートフィルターなどの遊べる機能もありますので、手軽に写真を楽しみたいという方にもオススメです。


長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。より詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひ店頭にお越しくださいませ。お待ちしております。

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで


E-M10 MarkIIの外観はこんな感じ。

とにかく小さいです。

どれくらい小さいかと言いますと・・・

左は一眼レフで小型の部類に入るEOS KissX3、そして右がE-M10 MarkIIです。装着しているレンズのズーム倍率もほぼ同じですので、いかに小さいかがおわかりいただけるかと思います。

今回のような鉄道旅には小型カメラが最高の相棒となります。


E-M10 MarkIIは名前の通り、前モデルE-M10の後継機種になります。

スペックですが、映像エンジンの変更はありませんので、画質や高感度撮影に関しては大きな違いはありません。


今回大きく変更、進化した点としましては・・・

手ぶれ補正機能が3軸から5軸手ブレ補正にパワーアップし、シャッタースピード約4段分の補正が可能になりました。

ファインダーが236万ドットの有機ELになり、ファインダー倍率も上がり、大きくて見やすくなりました。ちなみに前モデルは144万ドットの液晶でした。

静音モード搭載で、発表会などシャッター音が気になるシーンでも無音で静かに撮影することができます。

AFターゲットパッド機能の搭載。これはファインダーを覗いたままで液晶を指でなぞることで、ピント位置を調整できるというもの。言葉だけでは説明しにくいのですが、これはなかなかの優れものです。

アートフィルターが12種類から14種類に増えました。

大きな違いとしてはこんな感じです。


スペック以外にも大きく改良されているところを見つけました!

それはデザインです!

左がE-M10、右がE-M10 MarkIIです。

好みはあるでしょうが、MarkIIの方がファンダー部分が少し尖がり、かっこよくなりました。そしてボタンの配置も変更され、より使いやすくなっています。

2ダイヤルはOM-Dならでは、これが使いやすいんですよね~。


さてさて、スペックの説明はこれくらいにして、写真とともに使用レビューをご紹介したいと思います。

今回、青春18切符で旅をしたルートをご紹介しておきますね。

大阪~倉敷~岡山~津山~美作滝尾~東津山~姫路~大阪と岡山県を半周してきたことになります。

主に撮影したのが、倉敷と美作滝尾駅。


それでは出発進行!

まずは、連写性能から。この性能は8.5コマ/秒と前モデルからは0.5コマしかアップしていませんが、一応テストしてみました。

撮影場所は倉敷駅の少し手前、庭瀬駅です。通過する貨物列車を撮影。

この前後も撮影していますが、使えそうな写真だけをピックアップ。

それでも6コマもありました。これからの運動会や野鳥の撮影にも使える連写性能だと感じました。


そして今回の目的地のひとつ倉敷に到着。

まずは、キットレンズのM.ZUIKO14-42/3.5-5.6EZで撮影しました美観地区の写真をご覧ください。

倉敷、何度訪れてもいい所です。

せっかくなので、アートフィルターで遊んでみました。

古い町並みを表現したく 「ジェントルセピア」で撮影。上の写真と同じ露出で撮影したのに少し濃い仕上がりになってしまいました。もう少し明るめの露出で撮れば良かったとあとで後悔しました。


そして倉敷と言えば白壁の建物。

この場面、初めはアートフィルターを使わず撮影しましたが、生憎の曇天で写真に変化がなく、おもしろくなかったのでアートフィルターを使って撮影しました。

まずは「ドラマチックトーン」で撮影。

オリンパスユーザーに人気のあるフィルター効果で、このような曇天の時でもダイナミックな仕上がりにしてくれます。

もう1枚。今度は「トイフォト」で撮影。

レトロな雰囲気の1枚に仕上がりました。この場所にはピッタリですね!
「トイフォト」は周辺四隅が暗くなり、古い感じのイメージになります。

「トイフォト」で撮影した写真をもう1枚。

このレトロな車?を見た瞬間「トイフォトで撮ろう!」と思いました。
仕上がりもイメージ通り。


続いて、倉敷アイビースクエアで見つけた噴水?のようなもの。
ここでは強化された手ブレ補正を実験!

上の写真はシャッタースピード 1/160秒です。
このシャッタースピードで手ブレはありませんよね。

それでは、シャッタースピードを一気に落として1/6秒。
結果は・・・

手ブレせずに撮ることができました。進化した手ブレ補正機能の威力は絶大です。

ここまでシャッタースピードを落とすと、水の写り方も大きく変わってきて、糸をひいたようなキレイな流れとなって写ってます。
手ブレ補正が強力ということは、写真の表現に幅が出るということです。


それでは倉敷散策に戻りましょう。

歩いていて見つけたお花。
まったくセンスのない写真ですが、キットレンズのM.ZUIKO14-42/3.5-5.6EZでもここまで大きく撮影することができます。

25mmで撮影。

同じお花を広角14mmにして倉敷の町並みを入れたのが次の写真です。

小さなレンズですが、描写もなかなか良いレンズです。

次の写真も広角14mmで撮影しています。上の写真もそうですが、広角で撮影する場合は、主役となる被写体に寄って撮影することが大切です。

被写体に寄ることで、遠近感を出すことが出来るのです。

今度はボケ味を出すため、望遠側42mm F5.6で撮影しています。

このボケはスマホでは出せませんよね。一眼だからできる写真表現なのです。このボケこそが一眼の魅力と言っても過言ではありませんよね。

そしてもう1枚。

倉敷の古い民家をシンメトリーで撮影。

ここで見て頂きたいのが、画像の歪み。ほとんど歪みがありませんよね?18mmの広角で撮影していますが、大きな歪みはありません。小さなレンズなのに優秀だと思います。


この日はもう1本M.ZUIKO40-150/4-5.6Rも持って行ってました。このレンズは35mm換算で80-300mm相当の望遠ズームですが、とても小型で軽量。でも良く写るんです。

倉敷の町並みをこの望遠ズームで切り撮った写真をご覧いただければと思います。

倉敷川の川舟。柳並木との調和がとてもいい感じです。川への映りこみもキレイです。

そして、「乗りませんか~」と勧誘の多かった人力車。

近づいて撮影する勇気がなく、望遠レンズでこっそりと撮影(笑)

やっぱり望遠レンズは便利! ダブルズームキットで購入すると、この望遠レンズがついてきますのでオススメですよ~。


倉敷をあとにして、津山線の乗り換え駅の岡山駅へ。

ここでは鉄道を被写体にして、HDR機能のテストをしました。
HDR機能とは、露出を変えた4枚の画像をカメラ内で合成し、明暗差の大きいシーンでも階調豊かに再現する機能です。

まずはHDR機能を使わず、普通に撮影した画像です。

列車の前面は黒くつぶれ、編成の後ろ側は白トビしています。

そこでHDR機能を使用した画像がこれです。

明暗差の大きいこのようなシーンでもハイライト部からシャドー部まで、しっかり階調再現してくました。

このHDR機能は前モデルから搭載されていますが、今回このようなシーンがありましたので使用してみました。 参考までに。


旅を続けます。

次の目的地は岡山県の北部の中心地、津山市にある美作滝尾駅。
まずは岡山駅から津山線で津山駅を目指します。

山間部の田園地帯を走る津山線はローカルムードが満点!津山までの1時間半があっという間でした。

そして、津山駅で今度は因美線に乗り換え。
ようやくたどり着きました、美作滝尾駅です!

映画のロケにも使われた、古い木造駅舎です。

登録有形文化財にも指定されています。
私はここへ何度も訪れたことがありますが、列車では今回が初めてでした。

折り返しの列車が来るまで約20分。手際よく撮影して行きます。

まずは駅舎内の元駅員室を撮影。

歴史を感じますね~。昭和の香りがプンプンします。窓越しの撮影でしたが迷うことなくオートフォーカスは合ってくれました。

同じところでもう1枚。

花を前ボケにして、ちょっと写真に変化をつけてみました。この前ボケを出せるのも一眼ならではです。

このシーンに赤色の前ボケはキツイのですが、一眼の良さをお伝えするために無理やり撮影しました(笑)


続いては昔使われいたであろう切符売場の窓口。

ここでもアートフィルターでお遊び。

まずは新しく追加された「ヴィンテージ」で!

この色合いとハイキ―調の仕上がり、個人的に大好きです。昔の写真のようでいいですよね。

次はお決まりの「トイフォト」!

これまたいい感じです。

アートフィルターは邪道と言われるかもしれませんが、これもデジタル時代だからこそできる写真の楽しみの一つだと思います。


そしてこの美作滝尾駅で一番のお気に入りの場所がここです!

そう、改札口です。なぜお気に入りなのか?見てください!改札口が木でできているでしょう。因美線にはこのような駅が数か所ります。

この改札口を色んな角度から撮影してみましたのでご覧ください。

上でもご紹介しましたアートフィルターの「ヴィンテージ」。


やっぱりステキな駅です。


そして最後に奇跡が!
この日の天気予報は雨だったにもかかわらず太陽が出てきてくれました。

夕陽に照らされる改札口とその影。ステキな時間に出会えました。ここでは、夕陽の色を強調するために、オートホワイトバランスではなく太陽光にして撮影しています。


そろそろ帰路につく時間。

帰りの列車の中から撮影しました。シャッタースピードは1/30秒で、しかも列車は揺れていますが、手ブレ補正が強力なのでブレることなく撮影できました。

乗り換え駅の佐用駅です。

この写真はISO3200で撮影していますが、ノイズはほとんど見当たらずキレイな画像を得る事ができました。マイクロフォーサーズはセンサーが少し小さいので高感度に弱いというイメージもあるようですが、まったくそんなことはありません!


以上、今回はカメラの使用レビューと言うよりも青春18切符での旅の案内になってしまったような気がします(笑)

改めて、このE-M10 MarkIIの一番の魅力はコンパクトなボディと軽量であるということ。これは旅行に持って行くには重要な要素ですよね。

そして、撮影時においてはファインダーの見やすさは素晴らしく、今回の撮影の90%はファインダーで撮影しました。ファインダーで撮影しなかったのはローアングルでの撮影ぐらいです。ローアングル時はチルト式の液晶がとても便利でした。

またOM-Dに共通する2ダイヤルは操作性抜群で、絞りやシャッタースピード、露出補正の設定が快適に行えます。電源のON/OFFボタンの位置も前モデルより改善されており、ユーザーの声をきっちり形にしてきた感じです。

その他にもアートフィルターなどの遊べる機能もありますので、手軽に写真を楽しみたいという方にもオススメです。


長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。より詳しいことをお知りになりたい方は、ぜひ店頭にお越しくださいませ。お待ちしております。

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで