冬の琵琶湖 撮影地情報

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

寒波到来でようやく冬らしくなってきましたね!

こうなると雪景色を撮影に出かけたくなるのは私だけではないはず・・・。

そこで今回は、私が良く撮影に行く琵琶湖の撮影地をご紹介したいと思います。

琵琶湖と言っても広く、私が訪れるのは湖西の高島市。大津市の北に位置する高島市は自然豊かな地域で、冬型の気圧配置になれば雪が降り、天気が良ければ朝陽を撮影できるポイントがたくさんあります。今回は、その中でも私が良く撮影するポイントをご紹介したいと思います。


まずは有名なスポット、高島市の南にある白鬚神社。


鳥居の中から昇る朝陽を撮影しようと多くの人が訪れています。

この写真は2月中旬に撮影しています。春になると太陽の位置が北に移動するため、鳥居の中から昇る太陽の撮影はできなくなりますので、冬場が撮影のチャンスです。


そして次のポイントは白鬚神社から少し北上したところにある新金丸橋付近です。


ここはワンドになっていて、木々の写りこみや水鳥などが撮影できます。朝陽とワンドを絡めることは方角的に難しいのですが、朝焼けの写り込みを撮影することはできます。



新金丸橋から月とワンドを撮影した写真です。車が通ると橋が揺れますので、スローシャッターの時は注意が必要です。




新金丸橋から北へ少し歩いたところから撮影した写真です。朝陽や夕陽を撮影する場合は、前景に何かシルエットになるようなものを入れるのが良いのですが、この場所にはそれがありません。新金丸橋で撮影していると、北の空が急にキレイに焼けだしたのです。これだけの朝焼けは滅多に見るとこができませんので、とりあえず撮影した写真です。



上の朝焼けの写真の場所からさらに北へ歩いたところからの1枚です。

ここでは、前景に杭を入れることができ奥行き感を出すことができます。

この新金丸橋付近には駐車スペースが少ないので、迷惑にならないように駐車しましょう。


そして、次のポイントは私が良く行くところで新旭風車村のすぐ近くにあります。


駐車スペースもあり、撮影場所も広いのでゆっくりと撮影できます。太陽の昇る方向には日本百名山の一つ伊吹山も望めます。



太陽が見えなくても、雪が降って積もっていれば、このような写真を撮ることができます。

逆に雪がない時でも・・・


冷え込んでいれば、落ち葉には霜が付いていたりします。背景の丸いボケは湖面の輝きです。

あまり状況が良くない場合は、風景全体だけを見るのではなく、足元などをマクロ的な目線で見ると、宝物が落ちています。諦めず宝物を探しましょう!


次のポイントは湖岸ではなく、少し内陸に入ったところにザゼンソウの群生地があります。


雪を被ったザゼンソウはとっても絵にあります。開花時期が合えば、ぜひ訪れてみてください。

場所は今津町弘川という地域で、例年の開花時期は2月から3月にかけてです。開花状況は事前に観光案内所等に確認してください。


最後のポイントは紅葉の時期は大賑わいを見せるマキノのメタセコイヤ並木です。


上の写真は残念ながら、木の枝から雪が落ちてしまっています。雪の降った直後(木の枝に雪が付いている)で、晴れた日が最高の条件です。でもこればかりは難しいですね。


以上、他にもたくさんポイントはあるのですが、私が良く撮影するポイントをご紹介させていただきました。

湖岸道路沿いを走りながら、独自の目線でポイントを探してみてください。


冬の滋賀県内は道路に積雪があったり、凍結していることが多々あります。スタッドレスタイヤ、タイやチェーンなどの冬装備でお出かけくださいませ。


この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田