こんにちは。 カメラ担当の池田です。
今回は今が旬の撮影地情報をお届けいたします。
その場所は先日、私が訪れた京都府南丹市美山町にある「かやぶきの里」です。かなり有名な場所ですので、ご存じの方も多いことでしょう。
この美山町にはかやぶき民家がたくさん残り、懐かしい日本の原風景を見ることができます。
四季を通じて美しい場所ですが、特に冬は雪と絡めた写真を撮ることができ、多くのカメラマンが訪れています。
そして毎年1月下旬~2月上旬には雪灯廊というイベントが行われ、集落のライトアップや打ち上げ花火などの催しがあり、多くの観光客を魅了しているようです。
私が訪れたのは、そんなイベントが終わった平日。花火や灯籠はないものの、ライトアップだけはやっているとの情報を得ましたので行ってきました。その時撮影した写真をご紹介したいと思います。
※ちなみに2016年度のライトアップは2月末までの予定です。
大阪市内からだと車で約100キロ、2時間前後の道のりです。但し降雪、積雪時はもう少し時間がかかると思いますので、余裕を持って出かけるようにしましょう。冬用タイヤまたはタイヤチェーンは必携です。
当日は雪が降ってから、少し時間がたっていましたので、残念ながら屋根の雪はほとんど落ちてしまっていました。屋根に雪があると、さらに魅力は増しますので、降雪直後がオススメです。
明るい時間帯に現地に到着。ライトアップしていなくても、画になる場所ですので、どんどん撮影していきます。
かやぶきの里の全景。夕陽が山にあたり、いい雰囲気を出してくれました。
美山の象徴、かやぶき屋根を強調して、背景には雪山を!
このような風景も美山町ならでは。色んな被写体があっておもしろい所です。
撮り歩いているうちに、どんどん暗くなってきました。この薄暮の時間帯は最高の撮影タイムです。昼間とはまったく違った表情を見せてくれます。
そしてライトアップ。
ライトアップのメインの場所から撮影していると、雪が降ってきました。背景の山が少し霞んでいるいるのは雪なんです。
そこで・・・
ストロボ発光! 降っている雪を写すことができました。実はこれ内蔵ストロボです。私としたことが、外付けのストロボを家に忘れてきてしまったのです。それでも、何とか雪を表現できました。
こちらも定番の場所、由良川にかかる橋のスロープから撮影しました。ここから見ると、かやぶき屋根の重なりが美しく撮影には最適です。
少し場所を変えて、農道から撮影。暗いですが、手前の田んぼに積もる雪を入れて撮影しました。
以上、まだまだ撮影したかったのですが、19時頃美山町を後にして帰路につきました。
当日は雪が降ったり、止んだり。 ライトアップ撮影中は星もキレイで、かやぶきの里と星を絡めた撮影なんかもできると思います。
被写体の多い美山町、ぜひ訪れてみてください。
上にも書きましたが、今年のライトアップは2月末までの予定です。詳しくは美山町のホームページ等でご確認くださいませ。
今回の撮影機材は、キヤノンEOS7D+EF24-105/4L IS、EF70-300/4-5.6L ISで、全て三脚、レリーズを使用しています。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで