こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回、ご紹介しますのは2016年02月18日にフジフィルムから発売されました
「FUJIFILM X70」です。
軽量340g、ポケットサイズの持ち運びしやすいサイズです。
フィルムのパトローネと並べても、このサイズです。
背面液晶の可動範囲も広く180°チルト式採用で、ローアングルやハイアングルからの撮影や、上方へ180°可動させれば液晶モニターに自分を映しながらのセルフィー撮影も出来るので自由な角度からバリエーション豊かな撮影が可能です。
まずは、簡単なスペック紹介です・・・
☆APS-Cサイズ「X-Trans CMOSⅡ」センサー搭載
小型軽量ボディでありながら、フラッグシップ機「X-T1」等に採用されているAPS-Cサイズ「X-Trans CMOSⅡ」センサー搭載で卓越した解像度、豊かな階調性、低ノイズを実現しています。
☆高速画像処理エンジン「EXR ProcessorⅡ」搭載
画像処理エンジンにも「X-T1」等に採用されている「EXR ProcessorⅡ」搭載で、起動時間や撮影時間の高速化、高精度な高感度ノイズ低減処理等が可能になっています。
☆35mm、50mmの画角になるデジタルテレコンバーター内蔵
スナップに最適な画角、18.5mm F2.8(35mm換算28mm)の広角レンズ搭載。また、35mm、50mm相当の画角になるデジタルテレコンバーター内蔵で風景、ポートレートなど様々な撮影に対応します。
☆直感的な操作が可能なタッチパネル採用
Xシリーズ初のタッチパネル採用でスマートフォン感覚で撮影、再生時の操作が可能です。
などがあげられます。
今回、「フジフィルム X70」を持って京都、大阪でスナップ撮影を行いましたので、ご紹介します。
ISO感度
まずは高感度ノイズのチェックです。
中央部の四角の部分を切りだして比較します。ISO感度1600まで、ほとんどノイズも見られなかったのでISO3200からのスタートです。
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ISO3200
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ISO6400
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ISO12800(拡張)
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ISO25600(拡張)
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ISO51200(拡張)
高感度耐性は非常に高く、ISO3200までノイズは気にならない常用感度といったところです。
ISO6400では、ノイズが多くなるものの実用範囲内といったところで、ISO12800からは感度に比例してノイズが増え、ISO25600、ISO51200ではかなりノイジ―な写りになるといった結果です。
デジタルテレコンバーター
続いて、28mm、35mm、50mmの画角を切り替えできるデジタルテレコンバーターのチェックです。
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28mm
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35mm
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50mm
スナップ撮影で使用頻度が高い、28mm、35mm、50mmの画角を、ほとんど画質の劣化なく使用することが出来ます。
画角の切り替えも、レンズの周りに付いているコントロールリングで直感的に切り替えができるので、液晶モニターを見ながら素早い画角の変更が可能です。
他にも作例をご紹介します。
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ISO200 F2.8 SS1/680 「ASTIA」
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ISO200 F2.8 SS1/120 「PROVIA」
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ISO320 F5.6 SS1/320 「クラシッククローム」
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ISO200 F2.8 SS1/1250 「ASTIA」
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ISO200 F2.8 SS1/550 「Velvia」
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ISO200 F2.8 SS1/340 「PROVIA」
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ISO200 F2.8 SS1/1300 「ASTIA」
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ISO200 F2.8 SS1/100 「クラシッククローム」
今回、「フジフィルム X70」を使用して感じたことは、スナップ撮りに必要な機能を、全て備えている完璧なスナップシューターだと感じました。
画角も28mm、35mm、50mmとスナップ撮影に最適な三種類が即座に切り替えができるので、液晶画面を見ながら画角を変更して構図を決める感覚は新しいものでした。
今回使用時には、手に構える事は少なく、首からストラップでかけて液晶画面を90°チルトさせることでウエストレベルファインダーのような格好になり、常に構図を見ながら、お気に入りの被写体があればシャッターを切るといった撮影方法でおこないました。
撮影方法は様々ありますが、画角、サイズ、画質、レスポンスなどスナップシューターに必要な要素はすべて備えている究極のスナップシューター「X70」で日々の風景を切りとってみてはいかがでしょうか。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 吉冨まで
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