今回、ご紹介しますのはキヤノンのミラーレス一眼カメラ「EOS M10」です。
カラーバリエーションは〈ブラック〉〈グレー〉〈ホワイト〉の三種類がラインナップされており、シンプルで可愛らしい印象のデザインとなっておりますので、特に20~30代のユーザー層に人気の機種です。
シンプルなデザインから、ボタンの数も必要最小限のつくりになっており、スマートフォンさながらの快適操作で、タッチパネルで多くの操作が出来るようになっております〈写真1〉
1.スペック紹介
- EOS M3と同じ、先進の映像エンジンDIGIC6搭載
- 一眼レフと同じセンサーサイズ(約1800万画素のAPS-Cセンサー)
- 「ハイブリッドCMOS AF II」搭載で高速オートフォーカス
- 液晶モニターが180゜回転するので簡単に「自分撮り」ができます。また、「自分撮りモード」では、モニターを見ながら美肌効果や明るさの調整ができるので、思い通りの仕上がりに仕上げる事ができます。
- Wi-Fi、NFC搭載でスマートフォンに画像の転送などを簡単にできます。
一眼画質でコンパクトサイズ、簡単にスマートフォンに画像転送できる便利な機能といったところでしょうか。
2.高感度性能
上記の写真、中央部の赤い四角を拡大してISO1600~12800までの高感度のチェックをおこないます。
ISO1600~ISO3200まで、ほとんど高感度ノイズは目立たず常用できる高感度性能です。さらにISO6400でも高感度ノイズは見られるものの大きな破綻はなく、使うことが出来る範囲といった結果です。
エントリークラスという位置づけですが、先進の映像エンジン「DIGIC6」を積んでいるので優れた高感度性能です。
3.作例
「EOS M10」には、写真を楽しむ為の7種類のクリエイティブフィルター(油彩風/水彩風/トイカメラ風/ラフモノクローム/ソフトフォーカス/魚眼風/ジオラマ風)が搭載されていますので、ご自身の感性でおしゃれな写真に仕上げる事ができます。
今回、クリエイティブフィルターを使って大阪の中之島、中崎町周辺で撮影して来ました。
使用レンズは〈EF-M15-45 F3.5-6.3 IS STM〉です。
4.まとめ
ミラーレス機のエントリーモデルといった位置づけながらも、先進の映像エンジン「DIGIC6」、高精細APS-Cサイズ有効1,800万画素CMOSセンサー搭載と、贅沢なスペックとなっています。
シンプルなデザインも好印象でボタンの数も最小限に抑えられており、多くの操作がタッチパネルで出来る為、スマートフォンと同じ感覚で直感的な操作が出来ます。
また、Wi-Fi、NFCを搭載しているのでスマートフォンに簡単に画像転送でき、SNSで写真をアップするユーザーには嬉しい機能が数多く付いています。
キヤノン EF-Mマウントでは、現在5本のレンズがラインアップされており、広角から望遠、単焦点レンズと必要なレンズは出揃っており、6月にはマクロレンズの発売と、様々なシーンに対応することが出来るカメラになっています。スマートフォンのカメラでは物足りなく感じている方は「EOS M10」を検討してみてはいかがでしょうか。