ソニー E 30/3.5 マクロ(SEL30M35)実写レビュー


今回、ご紹介しますのはソニーEマウント専用マクロレンズ「E 30/3.5 マクロ」です。



等倍マクロが可能なレンズながら質量:約138g 、大きさ:最大径62×長さ55.5mm と小型軽量設計で、ボディが小さな ソニーAPS-Cセンサー搭載のミラーレス一眼に付けてもバランスのとれる大きさになっております。

今回の実写レビューでは「ソニー NEX-6」に装着して万博記念公園で撮影をおこないましたので、ご紹介させていただきます。

 

スペック紹介

  • 35mm判換算、標準45mm相当のEマウント専用の最大撮影倍率1倍(等倍)マクロレンズです。
  • EDガラス1枚、非球面レンズ3枚を採用しているので小型軽量サイズながら優れた描写性能を誇ります。
  • レンズ先端から2.4cmまで近づいて撮影でき、花や小物などの近接撮影に最適です。
  • 外装にはアルミニウム合金を使用しているので高品質な外観だけでなく、丈夫なレンズに仕上がっています。

 

 

マクロレンズとは・・・

被写体を1/2倍から等倍で写すことができるレンズのことを言います。

簡単に言うと、小さいものを大きく写すことの出来るレンズのことで、普段見たことが無いような幻想的な写真を撮ることが出来ます。


このような平凡な紫陽花の写真でも・・・

↓   ↓   ↓



マクロレンズを使えば、このような写真を撮ることができます。

肉眼では、目に出来ないような大きさで見る事ができるので、新たな発見もあって撮るのが楽しいレンズでもあります!

マクロレンズだからといっても、その他のスナップやポートレート等の撮影も出来るので一本あれば、とても便利なレンズです。

 

 

作例


ISO1600  SS1/320  F5.6

ISO1600  SS1/500  F3.5

ISO1600  SS1/500  F3.5

ISO1600  SS1/40  F5.6

ISO100  SS1/160  F3.5

ISO100  SS1/60  F3.5

ISO1600  SS1/1600  F5.6



まとめ

小さい!軽い!これでホントに等倍マクロが撮れるの!?と思ってしまうほどの大きさで、撮影時は全て手持ちでの撮影でしたが軽いので、手ブレをしたカットはほとんどありませんでした。

マクロ撮影時は被写界深度が浅いのでオートフォーカスが迷ってしまうことが、多くみられるのですが、ソニーの DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)といったオートフォーカスでピントを合わせたあとに、手動でピントを追い込むことが出来るといった便利な機能がついているのでピントが迷って撮影が出来ないといった事もなくスムーズに撮影を行うことが出来ます。

明るさはF3.5と明るくはないのですが、色ノリもよく、ボケ味もやわらかいので、マクロレンズとして良く出来たレンズだと感じました。

値段もお手頃で、手軽に始められるマクロレンズで幻想的なアート写真を撮ってみてはいかがでしょうか。