【関西発】夏休みに行きたい!涼しい夏を味わえる撮影スポット7選

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

もうすぐ夏休み! でも暑いと撮影に行くのを少し躊躇ってしまいますよね。

そこで今回は、涼しい夏を味わいながら撮影できるスポット7選をご紹介したいと思います。

過去に私が訪れた場所ばかりですので、少し偏りがあるかもしれませんが、ご了承願いたいと思います。


①大阪府箕面市 箕面大滝



大阪近郊の涼を求める場所としては定番中の定番スポット!

日中でも滝前に立つと涼しく感じられ、マイナスイオンに癒されながら撮影を楽しむことができます。

また、夏休み期間中(7月16日~8月31日)はライトアップも行われますので、夕涼みを兼ねて撮影に行かれるのも良いのではないでしょうか。

ライトアップの詳細は箕面市観光協会のホームページ等でご確認くださいませ。


②兵庫県養父市 天滝



日本の滝百選にも指定されている但馬の名瀑「天滝」。落差は98メートルもあります。

名前の通り、まさに天から降ってくるような美しい流れは一見の価値ありです。

天滝までは整備された遊歩道を約1.2キロ、約40分ほど歩くことになります。多少のアップダウンもありますが、滝を目にするとその疲れはどこかへ消え去ってしまうことでしょう。

ハイキング気分で訪れてみてはいかがでしょうか。


③鳥取県岩美町 浦富海岸の夕景と漁火




山陰海岸ジオパーク内に位置する鳥取県岩美町の浦富海岸。

浦富海岸は花崗岩特有の優美な海岸線を有し、国の名勝・天然記念物にも指定されています。

ここは昼間訪れても美しいところなのですが、この季節は夕方から夜にかけて、日本海の夏の風物詩とも言える漁火を多く見ることができます。

漁火の撮影だけなら夜でも良いのですが、せっかくなら夕陽も撮影したいものです。そして夕陽が沈んだ後の薄暮の時間帯に見る漁火がとてもキレイで、撮影するのは最適だと思います。

上にご紹介している写真はピークを過ぎた9月の上旬に撮影していますので、少し漁火が少なくなっています。

漁火の撮影は浦富海岸だけでなく、鳥取砂丘や兵庫県の但馬地方の海岸線でも可能です。お気に入りの場所を自分で見つけて撮影するのも良いでしょう。


④鳥取県 大山周辺

朝陽を浴びる大山

御机の茅葺き小屋

大山は標高1709メートルの山で、その美しいかたちから伯耆富士とも呼ばれています。

大山の北西から見るとキレイな円錐形で富士山のように見えますが、南側からは険しい山容を見ることができます。

撮影ポイントも多く、私は良く蒜山高原に近い鬼女台や大山スカイラインから撮影することが多いです。このあたりは標高も高く、平野部よりも少しは涼しく感じられます。

大山は山だけではありません。周辺には滝や渓流もあり、変化に富んだ撮影fが可能です。


上の写真は日本の滝百選にも指定されている「大山滝」です。

写真をご覧いただくとおわかり頂けると思いますが、水が本当にキレイです。

滝へは駐車場から徒歩約30分。遊歩道は整備されており、森林浴を楽しみながら歩くのが良いと思います。


⑤京都府南丹市 美山町 かやぶきの里




大阪市内から車で約2時間。美山町には多くのかやぶき民家が残り、日本の原風景を見ることができます。

今では観光客も増え、最近では外国人も見かけるようになりました。

そんな賑やかな「かやぶきの里」も夕方近くになれば、セミの鳴き声しか聞こえないくらい静かになり、懐かしい昭和の雰囲気を味わうことができます。

私は毎年夏に美山町を訪れていますが、日中の暑い時間は近くを流れる由良川で子供達と川遊び。そして夕方に「かやぶきの里」集落を散策というのが定番になっています。

夕方になると、都会とは違い涼しくなりますので、撮影も快適にできます。


⑥福井県池田町 龍双ヶ滝


落差約60メートルの滝で、日本の滝百選にも指定されています。

周囲の緑と滝が見事にマッチして、素晴らしい光景を目にすることができます。特に雨の後は水量も多く、迫力ある滝姿を撮影することが出来ます。

この滝の魅力のひとつは道路脇にあるということ!駐車場もすぐ近くにあり、それほど歩く必要はありません。子供連れでも安心です。

ここでの撮影はあまり引きが取れませんので、超広角ズームレンズがあると便利です。

この滝だけ目指しても十分満足できると思うのですが、近くにある滝をもう1ヶ所ご紹介いたします。


福井市にある一乗滝です。落差は12メートルほどですが、滝姿の美しい滝です。近くには一乗谷朝倉氏遺跡もありますので、セットで訪れるのも良いと思います。


⑦長野県茅野市・諏訪市ほか ビーナスライン(霧ヶ峰・車山・白樺湖)

霧ヶ峰 ニッコウキスゲ

車山高原

車山高原より白樺湖方面を望む

最後にご紹介するのは、少し遠くなりますが信州はビーナスラインです。ビーナスラインには霧ヶ峰や車山高原など撮影スポットが数多くあり、カメラマンに大人気の場所となっています。

夏は霧ヶ峰のニッコウキスゲが有名で多くのカメラマンが訪れます。上でご紹介しました私が撮影したニッコウキスゲは霧と強風で最悪の条件でした。晴れた日には信州らしい爽やかな雰囲気を撮影できると思います。

また白樺湖湖畔の池の平ホテル横のリフトで山頂に上がればユリ園もあります。



こんな感じでユリがたくさん咲いています。

毎回、信州に行くたびに感じることはスケールが大きいということ。近畿圏とは違い山は大きく、植生も異なり、目に飛び込んでくるものすべてが新鮮に感じます。

関西から信州は遠くて日帰りは厳しいですが(※私は何度も日帰りしていますが・・・笑)、高原の爽やかな空気の中、撮影できるのは最高の気分です。


以上、私の独断と偏見でおすすめスポットをご紹介させていただきました。皆さまの撮影に少しでも参考になれば幸いです。

近年の異常気象等により、道路が通行止めになっていたり、花の開花が早まっている可能性もありまので、お出かけの際には現地の観光協会等のホームページで確認していただくか、お電話にてお問い合わせの上お出かけください。

暑い夏に負けずに、素敵な写真を撮ってくださいね!


この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで