こんにちは。 鉄道ファンのカメラ担当 池田です。
先日、所用で名古屋に行ってきました。
ちょっとだけ鉄道写真を撮りたいと思っていたのですが、訳あって大きなカメラを持って行くことができず、コンデジでは納得できない私は悩んでました。そこで、ふと思いついたのがAF性能も連写も優れた鉄道撮影にぴったりのカメラ。
それは、オリンパスの「OM-D E-M10」です!
このE-M10は以前に使用レビューを書きましたE-M1の下位モデルにはなりますが、映像エンジンは同じで画質は申し分なしと言うのが一般的な評価です。さてさて、E-M10の実力はいかに。
少しの時間しか撮影できませんでしたが、使用レビューを書いてみたいと思います。
まずはこのカメラの魅力は何と行っても大きさ!私の愛機キヤノンEOS7Dと比較してみました。まずは上から。
装着しているレンズのズーム倍率は違いますが、E-M10はとても小さいです。
続いて正面から。
どこから見てもやっぱり小さいですよね!
このE-M10の主な機能は・・・
①1605万画素 「16M Live MOSセンサー」で高感度時の低ノイズを実現。
②OM-Dのフラッグシップ機と同じ画像処理エンジン「「TruePic Ⅶ」搭載。
③最大約8コマ/秒の高速連写と追尾オートフォーカス。
④約3.5段分を補正するボディ内3軸手ぶれ補正。
?他にも色々ありますが、こんなところでしょうか。
まず初めに、今回使用してとても感じたのは、操作が快適に行えること!
下の写真のようにダイヤルが2つあります。
シャッターボタンのある右側のダイヤルは人差し指で露出補正の操作。
その左側のダイヤルで親指は絞りやシャッタースピードの変更ができます。
このダイヤルの配置が絶妙で、設計者に拍手を送りたいです。
それでは、実写レポートといきましょうか。
撮影場所はJR清洲駅。
ここは色んな種類の機関車が牽引する貨物列車を撮影できることで有名です。
まずは普通に貨物列車の走行シーンを撮りました。
オートフォーカスも速く、ピントもバッチリきてます!他にも多数撮影しましたが、ピンボケ写真はほとんどありませんでした。小さいボディなのに本当に優秀です。
次は私が一番試してみたかった機能「追尾AF」です。「追尾AF」は最初にピントを合わせた被写体にピントを合わせ続けるというもの。これを連写機能と組み合わせて撮影してみました。
まずは、ターゲットとなる被写体にシャッター半押しでピントを合わせます。
※下の写真の場合は、機関車の正面にピントを合わせてます。
すると、ファインダー(液晶)にはピントを合わせた被写体に対してAFフレームが現れます。それが動く被写体に合わせて動きます。あとはタイミングを下の写真のように見てシャッターを押し続けるだけです。
こんな感じで、すべてピントの合った写真が撮れました。しかもこんなにたくさん!
今回は鉄道でしたが、これからの運動会シーズンでもぜひ使いたい機能ですね。
最後に高感度の撮影。
夜の名古屋駅にて、ISO感度3200で撮影してみました。
もちろん手持ち撮影です。
さすがフラッグシップ機と同じエンジンとセンサー。ノイズが目立ちませんね。ISO3200はもう常用感度です。そしてもう1枚。
今度は広角レンズで撮影してみました。
このサイズではノイズがわかりにくので2ヵ所を拡大してみましょう。
ここまで拡大すると若干ノイズが見えてきますが、十分な画質ですよね?
私は満足です。
ということで、あまり長い時間撮影していないものの、E-M10の魅力は十分に理解できました。一眼レフは大きくてイヤ!
でもキレイな写真が撮りたいという方にこのカメラをオススメします。特に、動いてる被写体を撮影するには最適です。(※コンパクトデジカメとは比較になりません)運動会や動きの速い子どもを撮るのにも向いています。
今回、紹介しました機能以外にも、アートフィルターなどの機能で写真を楽しむ事が出来ます。魅力たっぷりのこのカメラ「E-M10」。運動会の撮影にいかがですか~。
この記事に関するお問い合わせは カメラ担当 池田まで