今回は、大阪芸術大学の写真学科に協力を依頼しまして、在学生の方に実際に機材を貸し出して、商品レビューを書いて頂きました。写真を勉強している学生の目線からの評価は、どうだったのでしょうか？
富士フイルムのミラーレスカメラを使用して最初に感じたことは画質の良さでした。
APS-Cのセンサーを積んでいるだけあり、普段フルサイズを使っていますが、何ら遜色ない画質に驚きました。またお借りした56mmF1.2APDレンズはとても明るく、ボケ味がとても自然で驚きました。唯一無二のボケ味と言ってもいい、ふんわりとしたボケには虜になりました。
今回、使用する中で一番驚いた機能がレンジファインダーとEVFを合わせたハイブリッド仕様のファインダーです。それぞれ良さがあるファインダーを両立させた富士フイルムさんは素晴らしいの一言。この点だけを見てもX-Pro2はスナップから風景までオールマイティーなカメラだと感じました。一つ気なる点はAFスピード、動いている被写体にはまだまだ弱い印象を受けました。
今回、撮影した写真は「身近にある風景」をテーマに、日向でくつろぐ猫、地元で愛される洋食屋、煌々と輝く大阪の街を撮影しました。F1.2の世界は非常にシビアですが、素晴らしいボケと開放からシャープで驚きました。また大阪の輝く夜景では、ノイズの少ないクリアな描写で驚嘆しました。
なかなか手の届かない高嶺のカメラですが、このカメラで撮影に行きたいと思わせるカメラでした。
ご協力頂きまして、有難うございました。