こんにちは、カメラ担当 吉冨です。
今回も前回に引き続き、「オリンパスOM-D E-M1 MarkⅡ」の使用レビューをお届けしたいと思います。
前回、前々回は【AF・連写編】、【手ブレ補正編】と紹介しましたが、
今回は【外観・機能編】ということで、E-M1MarkⅡになって、より使いやすくなった部分を、5つのポイントとして紹介します。
☆ ポイント1 「グリップ部が太くなり、ホールド感がアップ」
写真、上側が「E-M1 MarkⅡ」、下側が「E-M1」です。写真で見る分には大きな違いは見られませんが、実際にホールドしてみると、とても握りやすくなっているのがわかります。
重さは、77g増えており前機種より少し重くなったのですが、重量が増えたことにより安定したホールディングができるようになっています。
☆ ポイント2 「画面がチルト液晶⇒バリアングル液晶で撮影時の自由度アップ」
E-M1 MarkⅡは左開きの2軸バリアングル液晶になりました。可動域が増えたことで、液晶画面を見てのライブビュー撮影、動画撮影などで前機種より撮影時の姿勢が楽になったり、これまで出来なかった撮影(自分撮り等など)が出来るようになったりと自由度が上がりました。
また、タッチパネル式の液晶になり、直観的な操作が出来ようになったりと液晶画面もより使いやすい様に進化しています。
☆ ポイント3 「一眼レフを凌駕する電子ビューファインダー」
前機種「E-M1」も、動体に十分対応できるほどの電子ビューファインダーの性能でしたが、さらにパワーアップしています。
具体的には・・・
- 「フレームレートが60fps⇒120fps」と、よりなめらかに表示が出来るようになりました。フレームレートとは1秒間の間に表示される静止画のコマの数で、このコマの数が2倍になっているので、より肉眼に近い感覚でファインダーを見ることができます。
- 「表示タイムラグが0.016秒⇒0.005秒」に短縮されました。撮影時のブラックアウトの時間も大幅に短くなっているので、一眼レフと変わらない感覚で動体撮影が出来るようになりました。
☆ ポイント4 「表示方法が新しくなり操作感アップ」
設定を変える為のメニュー画面も新しくなり、前機種より分かりやすく素早い変更が出来るように改良されています。
その他に、バッテリー表示もわかりやすくなっています。
前機種は電池マークが減っていくだけだったので、大まかにしか電池の残りの量を見ることが出来なかったのですが、E-M1 MarkⅡは、上の写真のようにパーセンテージ表記になっているので、電池の残りを細かく確認することが出来るようになっています。
☆ ポイント5 「バッテリーの大容量化、充電時間の高速化」
前機種より、バッテリーが大きくなっており、撮影可能枚数が 約350枚⇒約950枚(低消費電力モード時)と約40パーセントも増えています。
同梱の充電器も、前機種よりも早い充電が可能で、約2時間ほどで満充電にできるようになっています。
また、充電の進み具合を確認できるLEDランプも付いたので、一目で進行具合を確認することができます。
以上が、大きく進化した紹介したいポイント5つになります。
その他に「SDカードがダブルスロットになった」、「4K動画の搭載」、「シャッター耐久回数20万回」等、紹介しきれないほど、よくなった点があります。
連写性能や手ブレ補正などの大きな進化はもちろんですが、上記のような細かなポイントも数多く進化しているので、「E-M1 MarkⅡ」の購入をお考えの方は参考にしていただければと思います。
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