CP+ (シーピープラス)2017 レポート【フジフィルム編】

こんにちは。 カメラ担当の池田です。 続いてご紹介するのはフジフィルムブース。 蜷川実花さんがGFX 50Sで撮影した画像がお出迎え。 フジフィルムの注目は何と言っても中判ミラーレス一眼GFX 50Sでしょう! 実際に触って、ちゃんと商品写真を撮りたかったのですが・・・ タッチ&トライは常に40分から50分待ち。 商品画像はショーケース内の展示品でお許しください。 今まで発売されていた中判のデジタル一眼と言えば、ペンタックス645Zが有名ですが、これにはミラーもあり大きくて重たいカメラでした。しかし、このGFX 50Sはミラーレスということで、かなり軽量化(825g)されています。 約5140万画素の中判サイズ(43.8×32.9mm)センサー搭載のこのカメラ、描写力はやはりスゴイです。 GFXで撮影された作品の数々。解像力が素晴らしく、立体感が良く再現されていました。 このカメラで撮影した画像はモニターで楽しむのではなく、大きくプリントして楽しんでもらいたいですね。 またフジフィルムと言えば「色」ですよね。人気のフィルムシュミレーションはもちろん搭載されており、さらにその色を追及した「カラークロームエフェクト」という機能が新しく追加されました。これは彩度が高く階調再現が難しい場合でも色飽和しないようにする機能です。風景写真家にとってはありがたい機能ではないでしょうか。 その他、防塵・防滴・耐低温設計、デュアルカードスロット、369万ドット・倍率0.85倍の電子ビューファインダー、3方向チルトのタッチパネル式の大型液晶など構造も満足のできるものとなっています。   同時に発売されるレンズは・・・ 左からGF62mm/F2.8 R WR(35mm換算50mm)、GF32-64mm/F4 R LM WR(35mm換算25-51mm)、GF120mm/F4 LM OIS WR Macro(35mm換算95mm)以上、3本です。 すべて発売2月28日発売予定。   これ以外に2017年内に3本発売される予定です。 ショーケース内に展示されていました。個人的には望遠系を出して欲しいと思います。   続いてXシリーズの新製品。 X-T2の弟分にあたるX-T20です。 主なスペックは・・・
  1. 2430万画素APS-Cサイズセンサー
  2. 画像処理エンジンは旧来の4倍の処理速度のX-Processor Proを搭載
  3. 91点測距と高速・高精度なオートフォーカス
  4. 8コマ/秒の高速連写と短いブラックアウト時間
  5. 「アドバンスSRオート」でフルオート撮影が可能
などなどです。 センサーや映像エンジン、AFシステムなどはX-T2と同じですので、基本X-T2と同じ写りになります。 X-T2との大きな違いとしては、防塵・防滴仕様になっていないことや、連写が遅い事(遅いと言っても8コマ/秒で撮影できます。)、ファインダー倍率が少し小さいことぐらいで、コンパクトで非常に良くできたカメラです。こだわらなければ、X-T20で十分かも? 発売日は2月23日。   その他、X-T2とX-PRO2にグラファイトエディションが登場しました。

X-T2 グラファイトシルバーエディション

X-PRO2 グラファイトエディション

めっちゃかっこいいです。   そしてレンズも1本新しく発売されました。 XF50mm/F2 R WR 35mm換算で75mmの中望遠レンズでポートレート撮影などのかなり使えそうです。 カラーはブラックの他にシルバーが用意されています。 発売日は2月23日。   インスタントカメラ「チェキ」のコーナーでは・・・ 2017年春に正方形の写真になるチェキが発売予定との告知が! 正方形の写真が実際に飾られてました。発売が今から待ち遠しいですね。 チェキコーナー。 改めて、こうしてチェキコーナーを見てみると、カメラ、フィルムともにバリエーションが増えましたね。 参考出品のチェキも発見しました。   そして、昨年まで30,000人だった写真展。 今年は50,000人の写真展になるようです。   トークショーも好評!皆さん、やはりGFXが気になっているようですね。   以上、中判ミラーレスに注目の集まるフジフィルムブースの様子でした。