さてさて今回は、オリンパス「OM-D」シリーズを購入したけど……。
「次にどのレンズを買ったらいいのか、わからない!」
という方にオススメレンズを5本、紹介します。
オススメ① 単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」
スペック紹介
- 画角:50mm相当(35mm判換算)
- 質量:137g
- フィルター径:49mm
- レンズフード付属:LH-498
☆オススメ理由
- 深いボケが出せて立体感のある写真を撮れる
- カメラに多くの光を取り込めるので手振れしにくい
- 焦点距離50mm相当と、使いやすい画角で撮れる
「ポートレート、スナップ撮影にオススメ!」
単焦点レンズには様々な焦点距離のレンズが出ていますが、このレンズは焦点距離50mm相当で人の視野に近い「標準」とよばれる画角で、自然な広さで撮影できます。
また、単焦点レンズは簡単にボケ感のある写真が撮れるので、被写体を選ばずに「それらしい」写真が撮れるので、驚くほど撮影が楽しくなるオススメのレンズです。
オススメ② マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」
スペック紹介
- 画角:60mm相当(35mm判換算)
- 質量:128g
- フィルター径:46mm
- レンズフード使用不可
☆オススメ理由
- 花や昆虫など小さいものを大きく写すことができる
- 画角が60mmと「標準」に近く、スナップ撮影もできる
- 重さ128g、長さ60mmと軽量コンパクトなので、気軽に持ち運びができる
「花やテーブルフォトなど、クローズアップ撮影にオススメ!」
このレンズの最大の特徴は、クラス最高レベル「最大撮影倍率1.25倍」で撮影できるので、肉眼では捉えずらいほど小さい被写体でも大きく写し撮ることができます。
オリンパスから、もう一本マクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」が出ています。
30mmマクロと比べて、60mmマクロのオススメポイントは……
- ワーキングディスタンス(レンズの先端から被写体までの距離)が長いので昆虫や柵の向こうの植物などの、近づいての撮影が難しい被写体を撮影しやすい
- 焦点距離:120mm相当(35mm判換算)と写る範囲が狭いため背景をまとめやすい、などがあげられます。
30mmマクロ・60mmマクロともに良い点がありますが、軽量コンパクトでコストパフォーマンスも高いので、テーブルフォトやクローズアップ撮影を気軽に楽しみたいといった方にオススメのレンズです。
オススメ③ 望遠レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」
スペック紹介
- 画角:150-600mm相当(35mm判換算)
- 質量:423g
- フィルター径:58mm
- レンズフード別売:LH-61E
☆オススメ理由
- 遠くの被写体を綺麗に、大きく写し撮れる
- 圧縮効果 & 大きいボケ味で背景をシンプルにまとめる事ができる
- 焦点距離600mm相当(35mm判換算)の超望遠レンズでありながら、手持ち撮影が出来るほどの軽量設計
「運動会や風景撮影にオススメ!」
望遠レンズは、遠くの被写体を大きく綺麗に写すことが出来るのは、もちろんですが……。
その他にも 「圧縮効果」 と呼ばれる背景をギュッと近づけたような効果や、大きいボケ感を出しやすいので風景やポートレートなど色んな被写体に対応できる万能レンズです。
望遠レンズではM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rという35mm換算80-300mm相当のレンズをダブルズームキットでご購入されてお持ちの方も多いかと思いますが、
「もっと遠くを撮りたい!」
特に飛行機、鉄道を撮影したい!!という方のお買い換えにもおすすめの1本です。
オススメ④ 広角レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 II」
スペック紹介
- 画角:18-36mm相当(35mm判換算)
- 質量:155g
- フィルター径:52mm
- レンズフード別売:LH-55B
☆オススメ理由
- 広い範囲を撮影できる
- 遠近感を表現しやすく、また広がりのある写真を撮る事ができる
- 長さ:約50mmと コンパクトで、質量:155gと 軽量なので持ち運びに便利
「風景撮影やスナップ写真にオススメ!」
広角レンズで得られる効果は 「広い範囲を写し撮ることができる」、 「遠近感を表現しやすい」、「ピントの合う範囲が広いのでスナップ撮影時もピントをはずしにくい」 などがあげられます。
広い範囲を写すだけでなく、遠近感を利用したダイナミックな表現や、パンフォーカスを使ってのスナップ撮影など広角レンズにしか出来ない撮影方法も、たくさんあるのでオススメの一本です。
これも先のキットレンズでご購入の方で
「もっと広く撮りたい!」
という方へのもう1本買い増しレンズとしてオススメです!。
オススメ⑤ 高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」
スペック紹介
- 画角:24-200mm相当(35判換算)
- 質量:561g
- フィルター径:72mm
- レンズフード付属:LH-76B
☆オススメ理由
- 広角から望遠の全域で高画質の撮影ができる
- レンズ内手振れ補正5段分、対応ボディと組み合わせると最大6.5段分の強力手ブレ補正
- 防塵防滴・耐低温-10℃と過酷な環境の使用にも強い
「高倍率で高性能、様々なシーンに対応するオールマイティなPROレンズ!」
高倍率の便利ズームなのに、ズーム全域で高画質が得られるプロユースなレンズです。
「広角から望遠まで、高い解像度」、「E-M1 MarkⅡとの組み合わせで最大6.5段分の手ブレ補正効果」、「防塵防滴・耐低温-10℃」などプロユースなつくりになっており、どんなシーンでもしっかりと安心して使えるレンズです。
E-M1 Mark II、E-M5 Mark IIの備えた防塵、防滴性を存分に活かすという点でもオススメの1本です。
その他、オリンパスから高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II」が出ており、質量:285gと軽量ながら、ZEROコーティング・非球面レンズによる、高い描写性能、防塵・防滴仕様などで評価の高いレンズです。
どちらの高倍率レンズかで、悩まれる方は多いと思いますが
- オリンパス最強レベルの描写力
- 最大6.5段分の強力な手ブレ補正
- 高い近接撮影能力(ワーキングディスタンス1.5cm、最大撮影倍率0.6倍)
上記の3点が必須項目の方には 「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」がオススメです!
まとめ
数多くのレンズの中から最適なレンズを選ぶのって難しいですよね。
まず第一に撮影したい被写体を決めて、次にどういった感じで撮りたいのかをイメージすることで、自ずと最適なレンズが見えてくると思います。
「キットレンズではうまく撮れない、思っているように撮れない」 という方はレンズを変えてみてはいかがでしょうか。
レンズを変えるだけでカメラライフが、よりいっそう楽しくなりますよ!
それでも「やっぱりよく分からないー」となればお気軽にカメラのナニワ心斎橋店にご来店ください。
私だけでなく、普段から撮影、カメラに親しんでいるスタッフがご相談に乗ります。もちろんですが……
ご相談だけのご来店大歓迎です!!
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 吉冨まで